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判断に関するエピソード B
| 2009/11/05
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これは結構一般的な手法なので、やっている方も多いと思いますが、一応紹介します。
それは、結構ドリブルの上手い選手で、ボールばかり見てヘッドダウンしたり、クルクル回ってドリブルだけが目的になっている選手に対して、
ゲームの中で「2タッチ以下でプレー」や「出来るだけ少ないタッチ数でプレー」することを要求することがあります。
この時は1人の選手だけのときが多いです。
ワンタッチでのパスもありますが、基本がファーストタッチがボールコントロールで、セカンドタッチがパスになります。
そうすれば、ボールを受ける前から周りを見ながら、ボールが来たらどこにパスすべきか、そのためにはどこにファーストタッチするかを常に考えないといけない。
ドリブルも相手にしかける技術としてとても大事だし、パスの選択も重要である。全てを含めた選択肢の中から「判断」が出来る選手になって欲しいと思っている。
こう書いたが、私自身、練習の中でもあまりタッチ数の制限をしない方だと思っている。
「タッチ数の制限が選手の判断を奪ってしまう」ことをいつも危惧しながら、トレーニングしている。
「そこでボールを止めてしまったら、プレッシャーを受けてしまうんじゃない?」 「そこはワンタッチパスよりドリブルでしかけた方が相手はイヤじゃない?」
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