ノリのスポーツコラム

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復活を期す男!
2008/04/07
プロ野球の賞にカムバック賞という賞がある。この賞は病気や怪我を乗り越えて再度実績を残した選手に贈られる賞である。
過去に広島東洋カープの選手もこの賞を受賞している。病気を乗り越えて、再び市民球場のマウンドに立った炎のストッパー津田恒美やアキレス腱断裂という大怪我をしながらも、3割を打ち続ける天才前田智徳などがそうだ。
そして、なぜかこのような選手が頑張る姿に、私たち日本人はいつも虜になる。傷つきながら、ひたむきに努力し、周りから「もうだめだ」と言われても競技生活を全うする姿は泥臭いが、何か美しい。
彼らは重い病気や怪我をしてしまった場合、長い闘病生活やリハビリを行うことになる。それは同時に、華やかだった舞台から降りなければならないことを意味する。私たちはよく、スポーツドキュメンタリーなどでその様子を見て、「あの選手は大変だったんだなあ」と感じる。しかし、その選手たちは私たちが大変だったんだなあと感じていることよりも何10倍、何100倍も大変であることは間違いない。
連日、スポーツ中継や番組で出ていた自分がそこにはなく、自分の代わりに出場している選手が活躍する姿を見る。また、単調で長く続くリハビリに「こんなことを続けていて意味があるのか」という自問自答を繰り返す。そして、怪我から回復しても、なかなか戻ってこない自分のプレーの感覚、、、