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フィメール エントランス その2
| 2008/05/20
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また、2年目にはプロスポーツに詳しい子やスポーツ経験者の女の子が多く入ってきた。これは自分にとっては驚きであった。やはり、スポーツを核としている団体ということで男性の割合が高くなってくるのかと私は思っていた。しかし、それは自分の思い過ごしであり、時代を読み取っていなかったのだ。これは反省をしなければならない。昔であれば、女性の人気スポーツと言えば、フィギュアスケート、シンクロなどのある意味世間からみる女性らしいスポーツが人気だった。 だが、今はそれだけではない。ゴルフで言えば、宮里藍や上田桃子という日本を代表する選手が海外で活躍し、男子ゴルフより人気がある。サッカーもなでしこジャパンの人気や気軽に楽しめるフットサルも人気でサッカー人口が増えている。また、卓球やビーチバレーというようなマイナースポーツも選手の活躍や人気で、世間に注目を浴びている。 さらに現在、健康ブームでもある。みるだけではなく、するということで美しく健康でありたいという女性が増えており、水泳やジム通いなどはもちろん、都心では会社帰りや週末の夜にジョギングをするサークルが人気を得ているらしい。そのようにみるとやはり、現在女性がスポーツに注目しているのはわかる。 また、話をなぜ球場に女性が来るかということに戻すと、少し男性と見方が違っているのではないかと私は感じている。 この見方はあくまで私の見方だが、男性の場合、スポーツをみるときに何を重要視するかといえば、勝負の結果である。自分のひいきのチームがどのような戦法でどのように勝ったのか負けたのかということに注目してみる人が多いのではないか。またあるいはひいきの選手が打ったか打たなかったのかということが気になるのである。
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