|
U14 YL3部 vs盈進中学校
| 2018/08/25
|
---|
予定されていた数試合が豪雨の影響で延期になったのでかなり久しぶりのリーグ戦でした。 数日前から選手たちのリーグ戦にかけるモチベーションが十分高かったことで、少し新たなチャレンジをしてみようと試みました。 故障を抱えた選手の穴埋めであったり、ここ1カ月で台頭してきた選手の起用であったり、調子の上がらない選手を思い切って外す決断であったり、様々な判断をチャレンジとして行いました。
チームとしての最大値を出せるスタメン11人ではありませんでしたが、この11人をスタートで送り出し、ゲームをモノに出来ればこのチームは次のステップへと進んでいけるとミーティングで選手たちに伝えました。
ゲームの入りは手堅くリスクを冒さずにダイレクトプレーでゴールを目指しました。しかし相手のCBの選手の質が高く、そこでのマッチアップの質的優位で勝ることが出来ず、結果としてこちらの攻撃はサイドに追いやられてしまった形になりました。反省点として、時間帯を見てプレーリズムとゲームスピードを落ち着かせ、ボールとイニシアチブを握ってゲームをもっとコントロール出来ていれば相手の圧力とスピード感に気圧されずにプレー出来たと思います。
ハーフタイムで相手の狙いも含めた守備の改善と戦い方の変更を指示しました。強力な相手のCB付近ではなくCBとSBを引き離しサイドの1×1で質的優位で勝負することか、引っ張り出して孤立させたSBに対して数的優位を作ってサイドから切り込むこと。もしくは開いたCBSB間のポケットにIHが進入すること。 結果として1点目がラッキーな形で取れた事も大きく影響しましたが、2点目のシーンは、こちらのCFが中央に留まり相手のCBを動かさず、逆に相手のRSBはこちらのLWGが引っ張り出し、開いたスペースへIHが進入しラストパスからゴールという理想的な形でした。 リードした状況で相手が攻撃に比重を置いてきた時間帯。人数をかけて前がかりになった相手に対してロングカウンターで3点目。カウンター時の走り方、使い方もトレーニング通りでスピードにのった素晴らしいカウンターでした。
後半の反省点はビルドアップでのイージーミスを無くすこと。自分たちで首を絞めることのないようにしなければいけません。 最後に喫した失点も、3点リードでどこか気の緩みが出たのかもしれません。何点リードしていても、相手が試合を諦めない限りゲームは終わりません。 ゲームの総括として、個々のシュートの質、クロスボールの質、オフのランニングの質の改善が、攻撃力アップに直結すると思います。ゲーム中の頻度が高いプレーであっただけに、質の低さが顕著に表れました。 選手たちは良く声を出し、ゲームをこちらの雰囲気で進めることは出来ましたが、ゲームの流れやリズムを読んで変化していくことも出来るようになる必要があります。
結果として勝利し、チームは次のステップへ進むことが出来ました。 GKの定位置争い このゲームで浮き彫りになった弱いポジションの争い サブ組の押し上げなどいろんな面で次のステップへと進みました。
不必要な失点やこのゲームでの課題を次に繋げていきましょう!!
試合と審判をして頂いた盈進中学校の皆様、ありがとうございました!
|
|