|
U14 YL3部 vs野坂中学校
| 2018/09/17
|
---|
リーグ戦で対戦する相手によってゲームモデルを変え、チームのステップであったり完成度を高めていこうと思っているのですが、雨が続いてこうも対戦の順番が入れ替わってしまうとかなり指導者泣かせな状況で難しいです(泣)
しかし試合は待ってはくれないので泣き言ばかり言ってはいられません!!
今回の野坂中さんは前期での対戦から、丁寧なサッカーをしてくる印象を受けていましたので、こちらの最終ラインはあまり低すぎない位置に設定し、ミドルブロックを形成してピッチのゾーン2で相手の縦パスを網に引っ掛けてショートカウンターで攻めるという攻守一体のゲームモデルで挑みました。 ラインを高くして守備戦術をハイプレスにしてしまうと、相手のスピードのある選手たちに一番怖いスペースを与えてしまうので、背後のスペースをケアできる位置且つ相手の最終ラインのビルドアップに圧力をかけられる位置ということを意識しつつ、ゲームを落ち着かせてイニシアチブを取りたいと考えていました。
そのゲームモデルにプラスで、10月はリーグ戦の重要な連戦が続く事とケガのリスクのことも考え、選手の出場時間をなるべく短くしたかったので、余裕をもってベンチメンバーを起用するためにスタートで出場する選手には”前半で4点リードを奪ってくること”をミッションとして与えました。
前半はラインの高さも守備の狙いも相手チームと同じで若干ミラーゲームのような形にはなりましたが、狙い通りに中盤でのルーズボールを少ない手数で相手の背後へ運び、似た形で3点先取することが出来ました。 反省として、相手の守備ブロックの網に引っかかることを恐れて、2ライン間に位置するインサイドハーフに縦パスをなかなか入れられなかったことがこちらの攻撃の幅とパターンを狭めてしまったかなと感じました。その結果ビルドアップが外回りになり、最終ラインからロングボールを入れたり、サイドバックから背後へのパスであったりと、どうしても攻撃の起点がゴールから遠くなってしまって相手にとって怖い攻撃をすることが出来ませんでした。
後半はアクシデントが続き、選手を急遽ピッチに送り出さなければいけない状況でベンチメンバーには申し訳なさを感じましたが、前半に奪っておいたリードがあったので時間的にはバタついた交代でしたが、チームのメンタル面では余裕をもって交代できたので、リードしておくことの重要さを身をもって感じました。 ケガは起きてしまいましたが、日々の身体のケアが如何に大切であるかをケガした以外の選手たちもこのことを通して学んでくれたはずだと思っています。
次の高陽2戦に向けて、また準備していきたいと思っています。
運営、試合をして下さったチームの皆様、ありがとうございました!!
|
|