|
U14 TRM アルコバレーノ
| 2018/09/22
|
---|
久しぶりの練習試合で久しぶりに結果ではなく中身の濃さを求めることのできる時間とあって、新しい刺激をチームに与えてみようと試みました。
普段やっているポジションとは全く違う場所を与えたうえで「どんな意味があってそのポジションになったのか考えてみよう。サッカーをプレーする上で大事な意味があるから。」と伝えました。
慣れないポジションで混乱する選手も居れば、久しぶりに得点出来る機会を得たと気合いの入っている選手もいて、なかなか面白いものが観察できました。
結果として選手に伝えたかったことは、普段自分がプレーしているポジションの選手に周りの選手がどんなことを感じているか、です。 ずっとFWでボールを待っている選手は、ビルドアップを任された選手がどれだけのプレッシャーを掻い潜ってボールを前に運んでいるのか、どれだけ後ろの選手が身体を張って奪ったボールが自分の足元に来ているのか、今まで当たり前だと思っていた現象が当たり前ではない事を知ってほしかったのです。 普段出し手の選手が受け手になることで立場が変わり、異なる目線から現象を捉え、元の立場に戻った時に何が変わるのか。 そんなことを求めながらの時間でした。
いつもと違う状況で、しかも少ない人数で多くの本数をこなしたことで選手の疲労もかなり濃かったのですが、何か少しでも感じ取ってくれていたらと思いました。
技術や戦術云々よりも大切なことがサッカーにはあります。
僕自身、サッカーの一番の楽しさは「リンクすること、シェアすること」だと思っています。
言葉も目線も交わさずに全く同じイメージの絵を他人と共有することなんて普段の生活では絶対に経験できない素晴らしいことで、そしてその喜びを仲間と共有することで楽しさや嬉しさがさらに何倍にもなる。 そんな「プレーする根っこ」の部分を少しでも伝えられればいいなと思います。
今後も伝え続けていこうと思っています。
試合をして下さったアルコバレーノの皆様、ありがとうございました!!!(次で4度目になりますが是非またお願いします!)
以下試合結果
30分×8 トータルスコア 4−6 得点者 藤井、広畑2(山本、河添)、小原(森原) |
|