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U14 YL3部 vs八次中
| 2018/10/27
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連敗から脱出する為には結果と内容ともに求められる大事なゲームとなりました。
前節の反省を活かし、ポジショニングにとらわれ過ぎないようにポジションによって自由を与えるところと、相手をピン留して動けないようにしておくために立ち位置を守るポジションとで分け、攻撃の要所でポジションチェンジによるスペースメイクで流動性を持った攻撃をすることをテーマとして臨みました。
ビルドアップから前進し、敵陣に押し込むところまではゲームを通して行えてはいたものの、肝心の崩しの場面でレーンチェンジや2レーンを飛ばすパスがなかなか出ず相手のセットディフェンスに横の隙間を作れない場面が前半は多くありました。いつものポジションではないところでのプレーになった選手や初先発の選手もいたことも影響していたのかもしれません。
現象としてはこちらのインサイドハーフ2枚が相手の2ライン間にポジショニングしようとするものの、相手はゾーンではなくマンマークしてついてきてしまったので、バイタルエリアが選手で飽和状態になってしまった為に横の隙間が作れず、ラストパスが通せない状況が続きました。 本来はバイタル前のスペースが空いた場合はミドルシュートなどが解決策ではありあすが、打てる選手がいないのでインサイドハーフに ・バイタルエリアにスペースを作るために落ちてボールを引き出すこと ・落ちてきたその2列目の場所からタイミングを見て背後へ飛び出すこと の2つを指示しました。 後ろでビルドアップを担うCBとアンカーを含めた3選手には ・横のパスはレーンを1つ飛ばしてパスをすること ・縦のパスは1つ先の選手ではなく頂点の選手に入れること の2つを指示し、それを選手がプレーし始めてからはビッグチャンスが増えだしましたが、なかなか決めきれず。プレーしていることは間違っていませんが、質が伴わないシーンが目立ちました。
残り時間も少なかったので2列目から飛び出すことの出来る選手を投入したところ、功を奏しその選手の飛び出しから得点に繋げることが出来ました。 上手くいかない時間帯でも焦れることなく徹底的にやり抜いた末の得点だったので、これは良い意味でも改善点としても両面で次に繋がる得点だと感じました。
4月から様々な局面でのトレーニングしてきましたが、まだ手を付けていない「崩し」の場面での課題が顕著に表れたことによって次に行うテーマが見えたことが何よりの収穫かと思います。僕個人だけでなく、選手たち個々も感じていることです。 リーグ戦もいよいよ残り1試合です。準備期間は短いですが何か今節からの変化をつけれるようにしていきたいと思います。
試合をして下さった八次中の皆様、ありがとうございました。
試合結果 vs 八次中 1−0 得点者(アシスト):広畑(藤井) |
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