☆初めて金魚を飼う方に☆
これからの季節、お祭りなどで金魚すくいを目にすることも多くなるのではないでしょうか?金魚をすくってもって帰っても飼い方が解らないというかたも多いと思います。でも大丈夫です!!初めは誰でも解らないものですから☆
最近では金魚はいろんなところで売られていますよね。ペットショップはもちろんですがスーパーやデパートのペットコーナー、最近ではホームセンターなどでもよく見かけますね。でもいろんなところで売られている金魚ですが近くに専門店があれば、本当は直接買うのが一番です。
いろいろとあとから相談にのってもらうには金魚を愛する専門のお店から買うのが絶対に安心ですよね。
当店では初めての方には一からお教えいたしますよ☆実際、金魚を飼うというのは難しいものではありません。(大きくしたい。産卵させたいなどとなるとある程度の知識やコツも必要となりますね。)まずはこのページで簡単にお勉強しましょうね!
 ☆水槽の選び方☆
金魚を飼うことは決めたものの水槽が決まらないという方にアドバイスです。最近では水槽もさまざまです。小さい水槽から大きい水槽・丸い水槽(金魚鉢など)から四角い水槽など形もさまざまな水槽がが沢山の水槽が販売されています。水槽選びも慎重になるべく理想の水槽を探しましょう。
まずはどこに置くかです。玄関・棚の上・ベランダ・庭などまずは置くところを決めましょう。決めたらその置き場のサイズを測りましょう。今回は仮に玄関に置くとします。玄関の靴棚の上に何を置きますか?水槽だけ?植物を置きますか?写真たても一緒に置きますか?いろいろな事を考えて計画しましょう。決まったらそれをふまえたうえで水槽を置くスペースのサイズを測りましょう。縦・横・高さ。当店では水槽を沢山ご用意しておりますので希望に近い水槽がきっと探し出せると思います。最近ではただ水槽と言ってもさまざまです。枠のあるものから無いもの、ガラス・アクリル・プラスチック。まずは専門店に足を運んでいろいろアドバイスを受けるのがいいと思いますよ☆
 ☆水槽にあった金魚の数☆
水槽は持ってるけど、どんな金魚、どれだけの金魚を入れて飼ったらいいかなんて方も多いでしょう☆でも大丈夫です!ここでしっかり勉強しましょう。
横幅30cmの一般的な水槽で考えると小さな金魚3匹位を飼われるのがよいでしょう。 それではすくなすぎると思うかもしれませんが金魚にとっても遊びの空間は必要なんですよ。数を沢山飼うということはそれだけ水が汚れるのも早くなります。もちろん水槽が大きくなれば尾数が増えてもかまいません。また金魚は品種によって動きやエサの食べ方に差がありますから同種のもを選びたいですね。
大きさも同じくらいのものにしないと大きい方にたくさんエサをとられて小さい金魚は弱ってしまうなんてこともあります。口の大きさも違うために2種類のエサを与えなければならなくなりますから選ばれる際には同種同形を忘れないようにしてくださいね。
わからないことがあったら伊藤養魚場に問い合わせてみよう!
 ☆金魚の選び方☆
よし!水槽も決まって飼う匹数も決まった!次は金魚の選び方ですね☆飼う方にとって最も重要なところではないでしょうか?最近ではいろいろなところで金魚を目にしますよね。まずは是非販売店でお気に入りの金魚を探しましょう。実際に見て買うのがやはり理想ですよね。金魚はなるべく同系のものを一緒に飼ってあげるのがベストでしょう。金魚には大きさや、泳ぎの速い金魚(フナ型、ヒブナ・コメット・シュブンキンなど)・ゆっくり泳ぐ金魚(琉金・オランダ・など)とさまざまです。同じ金魚なので一緒に入れることは問題は無いのですが、エサの食べ具合に差が出てしまったり、なにかと問題が発生しやすくなります。わからないときはお店で選ばれる際に販売員さんに何でも聞いてアドバイスを受けてくださいね。分からないことは何でも聞きましょう!
伊藤養魚場ではさまざまな水槽で展示を行なっておりますので実際の飼育のイメージがわきやすいと思いますよ! 
元気な金魚は創業60年!金魚専門店の伊藤養魚場で!!
 ☆金魚を持って帰ったら☆
まずは『金魚をお店から買って帰ったとき』です。
●水槽(水)を用意している場合は持って帰った袋のまま用意している水に30分〜1時間浮かせておきましょう(水温を合わせる為です)用意している水と持って帰る袋の中の水に水温差がありすぎると体の表面に白い点々が付く【白点病】という病気にかかる場合があります。30分〜1時間経過後に用意した水にゆっくりと放してあげましょう。放した金魚を新しい水に早く慣れさす為にエサは1日〜2日は与えないようにしましょう。(←※ここがポイント☆)
●水を用意していないときは水道水をバケツ又は水槽に入れカルキ抜きを適量入れましょう。(※これでカルキは抜けるのですが水道からの水は冷たいため2〜3時間はそのまま置いておくか適量のお湯をさして持って帰った袋の中の水と水温をあわせましょう。)その後上記と同様に30分〜1時間用意した水に袋のまま浮かし、水温を合わせてからゆっくりと放して上げましょう。
※お店で購入した場合は酸素詰めをしておりますので袋のままである程度の時間は問題ありません。(金魚すくいなどですくって帰られた金魚は酸素詰めされておりませんので早めに水に移してあげることがポイントです!)
 ☆エサの選び方・与え方☆
適したエサ選びについてです。まずは飼われている金魚の口に入る大きさなのが第一条件。大きい金魚・小さい金魚を同じ水槽で飼われている方は小さい金魚に合わせたエサ選びをしましょう。左に添付している写真のエサ(マリーゴールドT・U・V)は3種類の中から金魚の大きさに合わせた粒の大きさを選べるので便利ですよ!その他にはやわらかいフレークタイプなども異なるサイズの金魚を一緒に飼われている方にはオススメです☆あとは浮くタイプと沈むタイプがありあmすので金魚に合わせて与えてあげましょう。
続いて与え方についてです。エサの与え方は季節によっても異なりますが基本的には1日に1回〜2回。与える回数は自由ですが1回に与える量に注意してください。たくさん与えすぎると金魚がそれを残し、沈んだエサから水が悪くなり(濁りの原因にもなります)、金魚が死ぬ原因にもなりますのでご注意下さい。5分以内で食べきれる量を与えてください。もし残すようでしたらアミ等で残ったエサをすくってあげてください。
※冬場の水が冷たいときは金魚も動かないためそんなにたくさんエサを食べませんので与えすぎないで下さい。(暖かい室内での飼育の場合は別ですが夏場よりは少なめに与えることがオススメです)
 ☆金魚飼育に必要なもの☆
『金魚飼育に必要なもの』
(◎→必要/○→あると便利/△→用途に応じ/×→不必要)
●水槽・・・◎
・・・水槽は金魚飼育の基本です。水槽設置場所のサイズを測ってから専門店へGO!水槽はなるべくたくさん水の入るものを選んであげるとより手間もかからないと思います。最近ではセット販売もたくさんありますので販売所のスタッフさんにより良いアドバイスを受けましょう。(※注意:水槽は水が入ると結構な重量になりますので水平に保てるしっかりとしたまっすぐな台の上に置きましょう。)
●エアポンプ(酸素補給)・・・○
金魚は水中の酸素を使いきると酸欠状態となります。水量が多い容器ですと酸欠は起こりにくいですが金魚のためには出来るだけエアレーションは行なってあげましょう。(※注意:酸素は水温の高い夏場は特に水の中に溶け込みにくくなります。)
ろ過装置(お掃除)・・・○
最近ではさまざまなろ過装置が販売されています。ろ過装置を使用することで水換えの頻度を減らし飼育を楽にしてくれます。水槽内の環境を整えてくれるので是非ろ過装置を使用しましょう。ろ過装置の使用種類については販売店でアドバイスを受けるようにしてくださいね☆(※注意:小さな水槽では急激な流れをつけないろ過槽地を選びましょう。)
●底砂・・・○
底砂は水を長持ちさせるバクテリアを繁殖させる場所となりますので伊藤養魚場では使用をオススメしております。水槽内のレイアウトもしやすくなりますよ☆
最近では人工の底砂も多数販売されております。バクテリアを繁殖させるだけではなく種類によってさまざまな効果がありますので是非用途に沿った底砂を選んであげましょう☆(※注意:底砂を洗う際はゴシゴシ洗わずゴミやエサの残りを除去する程度(バクテリアを殺さない為)で行なってください。また水槽を傷付けることがありますので洗う際は他の容器に移してから行なってください。)
 ☆金魚飼育に必要なもの〜続き〜☆

●照明器具(ライト)・・・△
金魚の生活に必ず必要なものではありませんが昼間と夜を感じさせてあげることで金魚の生活のリズムができ金魚もよりイキイキ泳ぎ回ると思いますよ!それと金魚や水草をより色鮮やかに美しく演出してくれますので伊藤養魚場ではライトの設置をオススメしております。(※注意:ライトを長時間使用し続けると光の当たりすぎでコケが生える原因となる場合がありますのでライトは1日8〜10時間の点灯が目安となっております。)
●水草・・・○水草は光を当ててあげることで光合成を行い水中に酸素を供給してくれる役割があります。そして美しい緑は金魚の赤をより美しく演出してくれます。また、金魚の産卵時期には産卵藻としても活躍してくれますよ!(※注意:水草は生きていますので光が足りないと枯れてしまう場合がありますので明るいところで使用するようにしましょう。どうしても枯れてしまう環境の場合は造花をオススメします。)
●塩素中和剤(カルキ抜き)・・・○
コチラは前もって汲み置きした水を準備していれば入れる必要はありませんが最近ではさまざまな別効果をもたらしてくれるカルキ抜きもありますので伊藤養魚場では入れることをオススメしております。急な水替えなどを行なう場合は必要となりますので高価格なものではないですのでご準備されておいた方が安心だと思いますよ。(※注意:液体カルキ抜きは入れすぎても金魚には無害ですが固形(ハイポ)の場合は入れすぎると害になる恐れがありますのでご注意下さい。)
●水槽フタ・・・○
水槽のふた水の蒸発を防ぐことと共に保温効果もありますので急激な水温の変化を防いでくれる役割をもちます。最近ではセット販売に入っているものもありますので確認して購入するようにしましょう。(※注意:夏場は水温が高くなりフタをしておくと熱がこもって温度が上がりすぎる場合がありますので真夏はフタを取り水面に風を当ててあげるようにしましょう)
●ヒーター&サーモスタット・・・△
ヒーターが無くても金魚の適温は15〜28度と幅広い為、問題なく飼育できます。ヒーターで水温を固定してあげることで水温の急激な変化を防ぎ病気発生を防ぎます。冬場もヒーターで加温してあげることで元気に泳ぎ回り成長も促進します。ヒーターを大まかに分けると温度調整型ヒーターと温度固定型ヒーターがありますので用途に合ったほうを選ばれると良いと思います。伊藤養魚場でもたくさんのヒーターを取り扱っておりますので何かわからないことがありましたらお気軽にお尋ねくださいませ。また、金魚の場合はあまり高温に設定されない方が良いと思いますよ☆(※ヒーター使用のポイント:薬浴の際に通常飼育温度+2℃に設定してあげることで薬の効きが良くなりますよ!)
※コチラは思いついたらまた増やします・・・。
 ☆正しい水換えで魚もイキイキ☆
綺麗に見える水槽の中にも『金魚のフン』や『餌の食べ残し』などでゴミはいっぱいです。水槽内の掃除(水換え)はきちんと(魚を飼う環境によっても汚れ具合は変わってきますが水換えは最低でも1ヶ月に1度)行いましょう☆コチラでは伊藤養魚場オススメの簡単水換えをご紹介します!
水槽内のゴミは主に底砂の中や水槽の底部分にあります。左に添付している画像を参照し水換えしてみましょう。
●まずは水槽上部(左画像の@)の水をバケツ等に移します。とりあえず水槽に居る金魚はそのバケツ内で泳がせておいてあげましょう。(※その時のバケツ内の酸素補給をお忘れなく!)
上澄みの水は澄んでいて比較的綺麗ですよね。水換え時に環境をガラっと変えない為に上澄みの水を使って換えましょう。
●その次に汚れた底砂(左画像A)を洗います。
(ココがポイント→>底砂はゴシゴシ洗わず『金魚のフン』や『餌の食べ残し』だけを洗い流すようにそっとかき混ぜて汚れを流します。底砂についてるヌルヌルは【バクテリア】です。ヌルヌルをなるべく取らないようにやさしく洗ってください。)
●軽く洗った底砂を水槽内に戻します。左上画像のAの部分まで新しい水(用意した水又はカルキを抜いて数時間置いた水を使ってください。)を入れてください。(※用意した水がない場合は水道水にカルキ抜きをした水を使うのですがすぐ使うのはNG!!カルキは抜けていますが水道水のままではまだ冷たいのでそのまま使うと『白点病』等の病気発生の原因になりますので注意!最低でも2時間位おきましょう。←これは守ってくださいね☆)
Aまで水が出来たらバケツに置いていた元あった飼育水と金魚をやさしく水槽内に戻してあげましょう!これで完成!!簡単でしょ☆
【伊藤養魚場オススメポイント】水を換えた時はろ過器はそのままで!ろ過器具を洗うときは飼育水はそのままで!どちらかを交互に洗うことによってバクテリアの過剰減少を避けることができます。
 【水の白濁】は困る・・・。でも日頃少し注意するだけで飼育水長持ち!
金魚を飼育するうえで一度は経験したことがあるはず。水の白濁です。白く濁ると水の臭いもしてくるし困っちゃいますよね〜。でも日々のちょっとしたことを注意するだけで透明な綺麗な水を維持することができます。コチラでは日々の飼育のちょっとした注意点をアドバイスさせていただきます。
●エサを与えすぎていませんか?
エサを与えた後に水槽を見てみてください。エサが残って沈んでしまってることはありませんか??エサは残ったら早めにすくってあげましょう。残ったエサをほったらかしにしておくと水が濁るだけでなく水が悪くなり、金魚が弱ってしまうこともありますのでご注意下さい。(※特に水が新しいときはエサの残りからの白濁が起こることが多いので新しい水でのエサやりは最小限にしてあげることがポイント!)
●砂(砂利)をゴシゴシあらってはいませんか?
砂の表面に付いているヌルヌルはバクテリアです。バクテリアがわくことではじめて透明の水を維持できます。砂をゴシゴシ洗うことはバクテリアを殺してしまっていることにもなります。砂を洗う際は砂の中に混じったフンやエサの残りを洗い流す程度にさっとあらうくらいにしましょう。ゴシゴシ洗ってしまったという方はそのまま飼われることでバクテリアがわきますのでご心配なく(大体バクテリアは1週間〜1ヶ月までの間にわくと言われています)。時間は若干かかるかもしれませんがそのまま続けてみることでバクテリアがわき透明になるでしょう。(※バクテリアがわいていない水槽でのエサやりは最小限にしてあげることがポイントです!)
●水槽にろ過器は付いていますか??
ろ過器具を使用することで飼育水を綺麗にお掃除しろ材にバクテリアを繁殖させます。最近ではさまざまなタイプのろ過槽地が販売されています。水槽に合ったろ過装置を使用しましょう。伊藤養魚場でもさまざまなろ過装置を販売させていただいておりますのでお客様にあった商品をご提案させていただきますのでお気軽にご質問下さいませ。
ということで白濁は日々のちょっとしたことで防ぐことが出来ますので是非参考にしてみてください☆
※白濁についてまだわからないことのある方はコチラからご質問下さい☆
 伊藤養魚場の【金魚飼育9ヶ条】
〜伊藤養魚場の【金魚飼育9ヶ条】〜
@エサの与えすぎに注意!
・・・エサは一回の量を増やすよりも一定の量で回数を増やすことがポイントです☆
A変質(酸化)したエサを与えない!
・・・古いエサは消化に悪かったり、水の悪化の原因になりますので新しく新鮮なエサを与えましょう。
B酸素不足は危険です!
・・・温かくなってくると酸素が溶け込みにくくなりますのでエアレーションは必ず行いましょう。
C急激な水温の変化は危険です!
・・・飼育水の急激な温度変化は金魚の病気発生の原因となります。
D病気の魚を持ち込むのはNG!
・・・金魚の状態をよく見て魚を飼いましょう。新たに入れる魚もよくチェックを行ないましょう!
E水質の悪化は見てチェック!
・・・金魚の調子が悪くなるのは水質にも原因アリ!魚を見てチェックしよう!
Fスレ傷は別水槽で治療を!
・・・血のニオイで他の金魚がつつき傷が悪化・・・などといったこともあるので注意。
G金魚を驚かすのはNGです!
・・・魚にストレスを与えないように快適な環境を作ってあげましょう。
H過密飼育は危険がいっぱい!
・・・たくさんの金魚を一緒に入れることは水質の急激な悪化など危険がいっぱいです。
以上を注意して金魚に最適な環境を作ってあげましょう☆