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ご挨拶
| 2014/04/21
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平成24年度にスタートした、中学校武道必修に伴い全日本学校剣道連盟、全日本剣道連盟、日本武道館の主催で開催された指導者研修会ですが各ブロック2巡目が終了しています。現場の中学校では時間的な厳しさはあると思いますが、剣道に興味を持ち、剣道を志す生徒が一人でも増えることが期待されます。 数年前、千葉勝浦で行われている中学・高校指導者研修会で埼玉大学の大保木先生から次のようなお話がありました。 ……「命のやり取りの時代から宗教や芸術と融合し、時代に翻弄されながら受け継がれてきた剣道は明治の時代、教育界の中でよみがえった。授業に剣道がとり入れられ、次々と大学に剣道部が創設され、いろいろな大会の主催・運営など学生剣道が剣道の普及に大きく貢献した。」…… 剣道の継承に学校剣道が貢献しなければならないのは”今”だと思います。 中学校によっては初心者の生徒が多く入部して、意欲的に活動しているところがあります。そういった例や明治の大学生に学んで普及を図っていくのも、小・中・高校共通の緊急の課題だと思います。 8月には全国教職員剣道大会があります。5月と11月(五月女杯)に選考会を行いますが、より多くの先生方に参加していただき、師弟同行と先生方どおしの交流の機会にしていただきたいと考えております。 学校剣道連盟の充実に先生方のお力添えをお願いいたします。
広島県学校剣道連盟 理事長 神野 淳一 | |