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第460回二木会開催(平成21年度第1回)

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6月度二木会開催
2009/06/11
「お歯黒のはなし」と題して昭和40年定卒・内藤達郎氏(元広島県歯科技工士会 会長)が講話した。
10世紀の書物に「黒歯」として書かれているのが最も古い。女子の風習から始まったが、戦国時代までは身分ある男子が「お歯黒は官位の象徴」としてつけていた。
江戸時代の後半には、一般庶民の婦人の間にも広がり、日本婦人の大切な化粧であった。
化学の面から解き起こし、この理論を応用して、現在では「虫歯抑制剤・フッ化ジアミン酸(サホライド)」と「歯質を丈夫にする予防歯科材料(ハイ−ボンドセメント」に発展したという説明であった。
(写真左;内藤達郎氏、 写真右;乾杯発声の月村俊雄氏)