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カルチョ命
| 2004/05/25
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(写真左:A.C.AREZZO専用グランドにて)(写真右:FABROチームと試合前の撮影)
イタリア人の多くは、カルチョが生活していく上で大きなウエートを占める。仕事も家の用事もカルチョの為なら犠牲にしてしまうことはごく当然である。イタリアではそこら中にカルチョの情報が溢れている。何せイタリアで最も有名なスポーツ新聞「ガゼッタ・デロ・スポルト」は3分の2がカルチョの記事になっている。 イタリアでは小都市毎にクラブチームが必ず存在し、その多くはトップチームからプルチーニチーム(日本でいうジュニアチーム)まで抱えている。トップチームは強くなればセリエAまで道が切り開かれている。それぞれのクラブは立派な芝の専用グランドを備えており、その周辺は毎日活気に満ち溢れている。それは老若男女を問わず沢山のサポーターが集まってくるからだ。まさしくカルチョ文化の違いを感じる瞬間である。イタリアは独自の文化を持つ小都市国家の集まった国だった為、カンパニリズモは強いものがある。彼らが自分の町のクラブチームに寄せる思いは半端ではない。
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