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第3回ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in有楽町
| 2021/08/08
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2021(令和3)年8月8日(日・祝)〜14日(土) 11:00〜18:00(初日は13:00〜、最終日は17:00)
東京交通会館1Fギャラリー「パールルーム」 (東京都千代田区有楽町2−10−1 1F郵便局隣り) https://www.kotsukaikan.co.jp/business/gallery/
協力金(入場料)500円(税込:中学生以上、小学生以下は無料)
「語り継がねばならないが、語りたくない…」という状況が長らく続きましたが、 「被爆者も高齢化する中で何とかしなければ…」と、 勇気を奮い立たせて立ち上がった被爆者と高校生。 無理なく二人三脚で一歩前へ…を実現させた、この挑戦は、 描かれた絵そのものの価値もさることながら、 その一連の行動にも極めて好感が持てる、実に優れた取り組みです。
広島市内各所で「原爆の絵」展覧会や「原爆の絵」に係るフォーラム等が開かれ、 NHK広島放送局では短編ドラマ化もされるほどですが、 残念ながら東京では、まだご存じでない方が多いのが現状です。 およそ戦争や原爆に係る意識や行動等にあって、 被爆地:広島・長崎と首都:東京では同じ日本ですが、大いに温度差を感じます。
だからこそ、「基町高校美術部(創造表現コース)」や「原爆の絵」の存在を、 老若男女を問わず、広く首都圏の皆様に、昨夏に続いて見知っていただくと共に、 戦争と平和について、また次世代への文化や歴史の継承の在り方(手法)など、 各々が様々に感じ、深く考察していただく契機となるよう願って止みません。
今夏も、ネットでは感じ得ないライブ空間のギャラリーで、 高校生の真心と熱意が込められた優れた作品の数々に触れ、 何かしらの学び・気づきを、たくさんの元気・勇気を得ていただければ幸いです。
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