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関西学生サッカー選手権大会4回戦
| 2016/05/22
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2016年度関西学生サッカー選手権大会4回戦 場所:立命館大学原谷グラウンド 開始:13:00 結果:姫路獨協大学 2−3 立命館大学 (0−2) メンバー GK: 51酒井拓海(尽誠学園高)
DF: 65前田大輝(飾磨高)、23鎌田晃企(滝川第二高) 38辻口元気(尽誠学園高)、6石本翔也(愛媛FC.Y)
MF: 8牧野篤志(丸岡高)、7保喜大輔(神戸国際大付属高) 24奥川寛夢(大阪桐蔭高)、2天早翔太(玉野光南高)
FW: 30黒石貴哉(神戸国際付属高)、48綱島駿(大阪桐蔭高)
Suplente: 1瀬川拓磨(神戸第一高)、14川口洋平(岡山学芸館高) 69橘航平(大阪桐蔭高)、27永井悠暉(大阪桐蔭高) 37徳川廉利(飾磨工業高)、22田村広大(奈良育英高) 54三木勇人(尽誠学園高)
交代: HT 2 天早翔太→22田村広大 60分 24奥川寛夢→27永井悠暉 88分 48綱島駿 →37徳川廉利
得点…15分:失点 31分:失点 50分:辻口元気(補:なし) 62分:失点 64分:黒石(補:田村)
昨日の延長戦・PK戦を終えたのが18:00前、24時間もたたずして本日の13:00に4回戦を戦うという非常に難しい条件の試合となった。 幸いに大きな怪我人はいないものの筋肉系のコンディション不良は大なり小なりあるもの。 それを真摯に受け入れながら試合に立ち向かった。
今日は炎天下の中の持久戦をにらんでフレッシュな前田、石本の両サイドバックを先発にラインナップ。 他に昨日フルゲームを戦ってはいない天早、綱島も先発に。 試合状況を睨んでのオプションとしてはサイドの崩し用戦力として田村、永井をサブとしたほか 守備の切り札として三木勇人を、攻撃のオプションとして徳川、1回生コンビ川口、橘をチョイス。万全のメンバーを並べた。
試合前、昨日の試合の入りの悪さを注意事項とし、加えて1部所属である立命館の今日時点での心理状態を探り、本日の戦い方を授けた。 そして我々は6月以降のリーグ前期後半戦と夏以降の後期リーグをも見越しての課題、プレッシャーを受けないファーストタッチと言うポイントも併せて確認し本日の目標設定した。
試合の総評としては今日の試合は勝たなければならない試合であった。 そしてこの試合を勝てるようにするためにはファーストコントロールの質とオフの時の準備(周囲を見る、事前に選択肢を作っておく)のレベルアップを図らなければならないということだ。 ある意味そういうことを理解するには非常にわかりやすく体感するには大変に値打ちのあるゲームだったといえる。
それと体力的に消耗の激しい環境・条件の試合となると自分たちの目標とすることとはまた別なところにもサッカー的学習要素があったということを感じ取らなければならない。 対戦相手の立命館大学の試合前心理を考えるとある予測が成り立つ。 彼らは我々のことを1部の同志社を破ったチーム・勢いのあるチーム・このチームに負けたらだめだ・負けられない・負けたらどうしようか・・・という自信を硬直させてしまうネガティブな思いは少なからずあったはずだ。 実際試合中の彼らの声は少々ネガティブなセリフも聞こえた。 よって我々は開始から傘にかかって圧力をかけなければならない試合だったのだ。 しかし開始15分でのコーナーキックからの失点。 これがやはり大きな障害として目の前に立ちはだかったのは間違いない。 結果的にも大きく響いた形だといえる。 その後のゲーム展開を考えるとそういう思いはより強く感じる。
実は本物というものはここに差がある。 技術・戦術・体力・・・すべて大切な要素なのだが相手を読む、サッカーを読むチカラも間違いなく必要なチカラである。 しかし私はここの部分が日本人の一番弱く苦手な分野とも思っている。 そう思いしっかり鼓舞させたつもりだったがやはりまだまだ不足していたのだろう。 とすれば監督としての指導不足と言わざるを得ない。 これは今後の克服すべきものである大切な要素である。
本当に強いチームは『(点を)入れられたらすぐに入れ返し、(点を)入れたらダメを押せるチーム』だと思っている。
早くそういうチームに育てたいものだ。
今日は残念な結果にはなったがこの試合を生かすも殺すも今後の練習だ。特に日ごろの練習風景が重要になってくる。
関西学生サッカー連盟サイト速報版(関西選手権結果) http://www.jufa-kansai.jp/meet/champ/16_pdf/nit.pdf
本日お越しいただきました関係者の皆様、日頃から多大なるご支援ご協力を頂きまして有難うございます。 残念な結果に終わりましたが選手・スタッフ皆で勝利を掴みに行きますので、今後ともご声援のほど宜しくお願いします。
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