学生リーグ男子 結果

2016関西学生サッカー2部Aリーグ 後期第9節 vs 天理大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 後期第8節 vs 甲南大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 後期第7節 vs 神戸大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 後期第6節 vs 大阪経済大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 後期第5節 vs 大阪産業大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 後期第4節 vs 関西国際大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 後期第3節 vs 龍谷大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 後期第2節 vs 追手門学院大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 後期第1節 vs 大阪商業大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 前期第9節 vs 神戸大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 前期第8節 vs 大阪産業大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 前期第7節 vs 大阪経済大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 前期第6節 vs 龍谷大学
関西学生サッカー選手権大会4回戦
2016関西学生サッカー選手権大会 3回戦 vs 同志社大学
2016関西学生サッカー選手権大会 2回戦 vs 奈良学園大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 前期第5節 vs 大阪商業大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 前期第4節 vs 関西国際大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 前期第3節 vs 天理大学
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 前期第2節 vs 追手門学院大学


前→
2016関西学生サッカー2部Aリーグ 前期第6節 vs 龍谷大学
2016/06/13
姫路獨協大学人工芝グラウンド13:00〜k/o
姫路獨協大学 2−2 龍谷大学
         (1−0)

GK:瀬川拓磨(神戸第一高)

DF:
辻口元気(尽誠学園高)、奥川寛夢(大阪桐蔭高)、鎌田晃企(滝川第二高)、前田大輝(飾磨高)

MF:
永井悠暉(大阪桐蔭高)、保喜大輔(神戸国際付属高)、牧野篤志(丸岡高)、田村広大(奈良育英高)

FW:
黒石貴哉(神戸国際付属高)、綱島駿(大阪桐蔭高)

Suplente:
石本翔也(愛媛FC・Y)、三木勇人(尽誠学園高)、橘航平(大阪桐蔭高)、天早翔太(玉野光南高)、酒井拓海(尽誠学園高)、三木孝将(飾磨高)、徳川廉利(飾磨工業)


得点…23:鎌田(保喜)
   83:黒石

1部昇格に向けて必要なものは”勝ち点“。
その勝ち点は奪うもの。しかし試合によっては“頂いた”といえる時もあれば“奪われた”という時もある。だが今日はそのどれでもない。“プレゼントした”だ。

試合展開としてはまず前半CKで先制した。あれほど練習した…といえるほどのCKで先制。やっとだった。鎌田の素晴らしいヘディングゴールだった。
このゴールでまずは主導権を握り試合を進めていく・・・はずだった。
後半59分、GK瀬川が相手にボールを奪われ、無人のゴールに流し込まれ失点。
残念ながら試合の様相が変わってしまい、その後は押し込まれる時間が続いた。
しかし一方でこの時間帯を凌げば再度チャンスは来ると思っていた。
案の定残り20分頃からボールを支配し始めチャンスを演出。
今年のチームは『ボールを動かし相手を引き出し、ポジションギャップにパスを通し崩していくチーム』。
まさにその特徴通りにワンタッチパスを折り混ぜ最後は保喜がスルーパス。動き出していた黒石はDFラインを破りGKと1対1。ゴールの隅に丁寧に流し込み勝ち越しに成功。
本来残り10分で勝ち越せば最後は勝ち切れるチームなのだが今日は93分に失点をした。
この失点も時間帯を考えれば相手陣でボールを動かすとかシンプルにボールを切っていく(タッチアウトして時間を稼ぐ)、シンプルにクリアーするなど・・・いわゆるサッカーのセオリーを実行していればなんということはなかったはずだ。
そういう意味では“サッカーの学び”が足らない。執拗なまでに時間に似合うプレーを徹底して実行する・・・というメンタルの強さが足らない。しつこく・・・これでもかというくらいしつこく・・・。

さて、今日は残念な結果とはなったが考えてみれば負けてはいないのだ。勝ち点1はゲットしている。
そして神様が与えてくれたこの試練も心が折れるほどではないのかもしれない。我々に勝ち点2差で迫っていた3チーム(勝点8のチーム)が軒並み敗れ、むしろ勝ち点が2から3に開いている。1位大産大とは勝点2差離されたが2位を維持している。

試合を終えて振り返ってみると失点に直接絡んだ選手だけがその責任を負うような雰囲気がある。しかし実は失点とか敗戦とか引き分け試合とか悔しい出来事はその失点の直接的場面よりもっと前にその因子があったりするものである。つまり失敗を起こすべくして起こしたということが個人ではなくチームにあったりするのではないかということである。
試合に初出場した瀬川にとっては悔しい試合となったが、もっと考えたらそもそも何故この厳しい試合に初出場となる経験値の少ない1回生が先発の重責を負わなければならなかったのか?3回生GKに怪我が発生したとはいえそれは回避できる範囲の怪我ではなかったのか?怪我が起こるべくして起こったとするならそこにそもそも問題が潜んでいたのではないか?という振り返りが大切である。
こうやって敗戦を回避するには様々な観点から検証することが大切である。
最後の93分の失点も同じである。相手陣にボールがあるときに何故相手攻撃を断ち切らなかったのか?と直接的要因を気にしてしまうが実は試合のもっと前、試合前の一週間やもしくはもっと前から、常日頃の練習の中で“やり遂げる習慣”や“メンタルタフネスを訓練”できていたのか?…ということである。
であるから今週一週間は大阪経済大学戦を睨んでシビアにトレーニングしなければならないということだ。

今日、選手たちにはグラウンドで言葉にして伝えたがここでもう一度。
『練習は試合よりハードでなくてはならない。試合の方が日々の練習より楽だと思えるよう毎日の練習を組み立てることがこの年代では必要である。』
ましてやチャンピオンシップサッカーなのだから。
ハードというのは心肺機能における負荷量、切り替えの早さと連続性、様々な動きを支えるフィジカルの質と量といった物理的な環境もそうであるし選手の持つメンタルタフネス、取り組む心構えであったりもする。

下記のリーグ全体の順位を見てみると今日の引き分けは神様が与えてくれたチャンスと見るべきだ。
有り難いことだ。
有り難いとは・・・“難しいこと”が“有る(存在する)”ということだ。難しいことが目の前に現れたということはいいことなのだ、ありがたいことなのだ。

さあ今週もしっかり練習しよう!!


1位 大阪産業大(13)得失点差+4
2位 姫路獨協大(11)得失点差+2
3位 大阪経済大(8)得失点差+2・総得点10、
4位 大阪商業大(8)得失点差+2・総得点9
5位 天理大  (8)得失点差+1
6位 龍谷大  (8)得失点差0
7位 関西国際大(8)得失点差−2
8位 甲南大  (6)得失点差−1
9位 神戸大  (5)得失点差−1
10位追手門大 (5)得失点差−7

次節
6/19(日)vs大阪経済大学14:15k/o
@大阪大学G

関西学生サッカー連盟サイト速報版
http://www.jufa-kansai.jp/kei/16zenki/16zenki-2-6.html

Aブロックその他結果
神戸大0(0-1)2天理大
大経大0(0-1)1大商大
龍谷大2(0-1)2追手門大
大産大4(4-0)2関国大

順位表
1位 大産大 13(+4)
2位 姫獨大 11(+2)
3位 大経大  8(+2)総得点10
4位 大商大  8(+2)総得点9
5位 天理大  8(+1)
6位 龍谷大  8( 0)
7位 関国大  8(-2)
8位 甲南大  6(-1)
9位 神戸大  5(-1)
10位 追手門  5(-7)

本日お越しいただきました関係者の皆様、日頃から多大なるご支援ご協力を頂きまして有難うございます。
選手・スタッフ一同、一致団結して勝点を取りに行くので、今後ともご声援のほど宜しくお願い致します