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72回生最後の試合
| 2019/09/22
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正直に言うと、気持ちの整理はできていない。
この気持ちに整理が付くことは、「ない」と思う。
進路実現に向けて、多くの高校生が勉強をしているなか、
72回生は、一番過酷で、一番難しい選択肢を選び、高校サッカーに懸命に取り組んだ。
高校サッカーに本当に熱い思いを持ち、こんな高校生と出会えることは、誰もが経験することではないと思う。
だからこそ、真正面から彼らに向き合い、彼らが求める目標を達成させてあげたい。彼らの目標は、飾磨の目標であり、その目標を達成させてあげることが、私たちの目標でもありました。
共に過ごした時間は、家族以上。 息子たち?弟たち?本当に家族同然な存在。
何もしてあげれなかった。80分間。
あっという間に、過ぎていく時間。
最後の笛。
時が止まった。
この「時」をどうやって動かして行くのか。
時間をかけて考えるしかない。
「飾磨のサッカー部員は普通の高校生ではない」
そう言葉にした、生徒がいました。
だからこそ、特別な経験をさせてあげたい。
自分の力の無さを受け止め、
生徒たち以上に「飾らず磨く」しかない。
今は、これぐらいしか答えはでない。
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