お知らせ

桂鯛蔵の落語を聴く会・広島編<15>「鯛安吉日」
祈りを紡ぐ 高山博子展(福屋八丁堀本店 2023.11.2-11.8)
33回生同期会(同窓会総会 二次会)のご案内
基町高校同窓会と35回生同期会(二次会)ご案内
43回生同期会(同窓会総会 二次会)のご案内
23回生同期会(同窓会総会 二次会)のご案内
第5回「原爆の絵」展 in 有楽町
桂 鯛蔵の落語を聴く会・広島編「鯛安吉日」(R5.8.11)
原爆の絵画展(2023.8.6-24)
「アサガオの雫」広島公演
仙田信吾氏(サンフレッチェ広島社長・24回生)講演会『サンフレッチェ社長 サッカー王国広島を語る』
桂鯛蔵の落語を聴く会・広島編〈12〉 鯛安吉日
日印国交樹立70周年記念特別展「絵画で紡ぐインドと日本のきずな」
「第4回ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in有楽町」(2022.8.14-20)
第26回平和美術展「『原爆の絵』原画展」
第3回ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in有楽町
第2回ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in銀座(〜8/13)
原爆の絵画展(8/5〜8/27)
“青春プレイバック・名物先生登場” 第2回
「サッカー部OB会(桐蹴会)総会」中止のご連絡


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第2回ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in銀座(〜8/13)
2020/08/07
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<催事名称>
第2回ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in銀座

<催事日時>
2020(令和2)年8月7日(金)〜13日(木)
11:00〜18:00(初日は18:30、最終日は17:00)

<催事場所>
ギャラリー・アートグラフ
(東京都中央区銀座2−9−14 銀座ビル1F)
https://www.shashinkosha.co.jp/gallery.php

…店主は尾道出身の柳澤由利さん

<展示点数>
約20点(但し、原画ではなく基町高校製作「特製パネル」)

<入場料>
500円(税込:中学生以上、小学生以下は無料)

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昨夏、東京銀座で初めて開催し、大いに好評を博しました
【ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in銀座】
(主催:井伏鱒二先生生誕120周年記念「黒い雨」プロジ
ェクト実行委員会)
がコロナ禍の中ですが、今夏も開催する運びとなりました。

今年は戦後75年。「被爆地には今後75年は草木も生えぬ」
とも云われただけに、被爆地や被爆者にとって今年は1つ
の節目の年と受け止めていると伺っています。
事実、日本は今年、オリンピックイヤーであると同時に、
被爆地を中心に大小様々な式典や集会、フォーラムなどが
相次いで行われる予定だったようで、原爆の記憶と記録を
東京五輪と共に世界に向けて広く発信できるはずでした。
もちろん原爆の絵や写真の展示会も、その一翼を担うこと
は間違いありません。
それが、ご承知の通り、コロナ禍の影響で誠に残念ながら
中止または延期に追いやられました。

しかし、それで良いのかという想いが拭い去れない主催者
(井伏鱒二先生生誕120周年記念「黒い雨」プロジェクト
実行委員会)では、3密に十分に配慮しつつ、基町高生の
「原爆の絵」に込めた想い・願いを受けて前を向く、すな
わち開催する決断を致しました。
この決断に至ったのには、実はいま1つ理由があります。
今、コロナ禍で日本の文化・芸術分野も、これまでにない
危機に瀕しており、昨夏お世話になった開催会場の「銀座
ギャラリー・アートグラフ」も例外ではなく、その一助に
なればとの想いもあるのです。

1日も早いコロナ禍の収束が待たれる中、以下のように、
昨夏以上に様々な想い・願いを、そして祈りを込めて行う
【第2回ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in銀座】
です。
今夏も、ネットでは感じ得ないライブ空間のギャラリーで、
高校生の真心と熱意が込められた優れた作品の数々に触れ、
何かしらの学び・気づきを、たくさんの元気・勇気を得て
いただければ幸いです。



「語り継がねばならないが、語りたくない…」という状況
が長らく続きました。が「被爆者も高齢化する中で何とか
しなければ…」と勇気を奮い立たせて立ち上がった被爆者
と高校生。
無理なく二人三脚で一歩前へ…を実現させた、この挑戦は、
描かれた絵そのものの価値もさることながら、その一連の
行動にも極めて好感が持てる、実に優れた取り組みです。

広島市内各所で「原爆の絵」展覧会や「原爆の絵」に係る
フォーラム等が開かれ、NHK広島放送局では短編ドラマ
化もされるほどですが、残念ながら東京では、まだご存じ
でない方が多いのが現状です。
およそ戦争や原爆に係る意識や行動等にあって、被爆地:
広島・長崎と首都:東京では同じ日本ですが、大いに温度
差を感じます。

だからこそ、戦後75年の節目を迎えた今夏、「本校美術部
(創造表現コース)」「原爆の絵」の存在を、広く首都圏の
皆様に、昨夏に続いて見知っていただくとともに、戦争と
平和について、また次世代への文化や歴史の継承の在り方
(手法)を、イデオロギーに捉われず純粋に文化・芸術に
親しむ感覚で、各々が様々に感じ、深く考察していただく
契機となるよう願って止みません。
そして、若い世代の活動から勇気と希望をもらってお帰り
いただければ幸いです。
◎黒い雨P実行委「2020チラシ(表・裏)」(最新版).pdf