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サッカー部の誇り。
| 2020/06/13
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臨時休校中の日々をつづったサッカーノート。
1回目の臨時休校の時よりも、努力の質もサッカーノートの内容も、格段に成長している部員が多い。
多くの部員が自分の成長のために、そのとき感じた感情を、そのとき学んだ知識を、そのとき積み重ねた努力を、誠実につづっている。 (だからこそ、その反面とりあえず形だけを整えてサッカーノートを提出した人は、自分の現在地と目標を、もう一度よく考えてほしい。)
その中に、自分の成長のためはもちろんだが、チームのためにその努力を書き留め続けたノートが2冊ある。
3年生と2年生のマネージャーのノートだ。
日々の記録だけではなく、筋肉の仕組みやテーピングの巻き方、栄養についてなど、その学び1つひとつの根底に、「部員のサポートのために」という確かな思いがある。
自分のためではなく、誰かの努力を支えるための努力に、これだけの時間をさいて自己を磨いているマネージャーたち。
選手たちには、2人の姿勢から多くを感じ取ってほしい。
自分に矢印を向けて、もう一度目の前の時間への向き合い方を、誠実に見つめてほしい。
僕たちはいつも、マネージャーたちのあたたかな思いやりと熱意に支えられて、サッカーに打ち込むことができている。
伊川谷高校に赴任して3年。
サッカー部には常に、尊敬すべきマネージャーたちがいた。
マネージャーとしての誇りは、確実に引き継がれている。
そんなマネージャーたち1人ひとりの存在が、サッカー部にとっての誇りであることは、間違いない。
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