アンジュヴィオレBINGO U−15

JFAアカデミー福島に弟子入り合宿!
廿日市餅つきトレーニング
ゲゲゲの秋合宿
初めての全国大会は・・・
U15中国大会にて
U15県大会にて
アンジュU15 TRM
調理実習をしました。
廿日市キャンプにて

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JFAアカデミー福島に弟子入り合宿!
2018/03/18
こんにちは、監督の小倉です。
私は昨年まで福島県に住んでおりました。
サッカー指導者になったきっかけは、東日本大震災・原発事故で、
JFAアカデミー福島との出会いがあったからこそでした。
2012年は毎月福島から静岡に通い、選手と過ごし、当時の福島の様子を選手に伝え、
静岡でのアカデミー生の様子を福島の関係者に伝えていました。

そして、今アンジュヴィオレBINGOには堺と今治のアカデミーに通う選手を3名受け入れております。
女子の3校ともそれぞれ地域の特性があり、活動も様々だということがこの1年でよく分かりました。

私も選手たちに「アカデミー福島の話」をするたびに、ぜひ一緒に過ごして知ってもらいたいと思っておりました。
また選手が今、乗り越えなければならない壁があったため、遠出を承知で保護者にも理解をいただき、
アカデミー福島側からも快く受け入れて下さったおかげで今回、実施することができました。

1日目は到着後、11人制の試合をしました。
入浴・夕食を一緒にさせてもらい、夕食後には交流会の中でグループ発表を経験しました。

2日目は8人制の交流戦をしました。
また、普段やっているトレーニングを選手に教えてもらいました。

そのトレーニングのいくつかは、今、BINGOの選手が新入団選手に伝えています。
私もそうしてきたように、自分が誰かから教わったことは、自分も誰かに伝えていき、自分がそこにいることに意味を持ち、
女子サッカーの世界がこれからも確立していってほしいと願っております。

今回、選手が受けた刺激はこの一年で一番大きいものであったようです。
同年代の選手との「差」をこれほどまでに感じたことがなかったのかもしれません。
この刺激が短期間で消えないように、継続していけるよう願います。

震災当時、福島で生活をしていたアカデミー生はもう全員卒校しています。
それでもいつも顔を出すと、家族のような空間を作ってくれるJFAアカデミー福島にはいつも助けられてきました。
これからも自分自身の原点回帰にはここを訪れたいと思います。


選手コメント;

私はJFAアカデミー福島とトレーニングマッチをして、自分自身で判断することやコミュニケーションをとること、
1回で指示が通ることが大切だと思いました。
遠征中に、時間にルーズなのに指示を曲げてしまいアカデミー福島さんに迷惑をかけることもありました。
なので、しっかり1回で正確に指示が通るように全員で協力したいです。

サッカー面では、2日目にac福島とBINGOと合同チームをつくり、2チームに分かれて試合を行いました。
ac福島の選手は試合中にたくさん声をかけてくれました。
私たちもしっかり試合中に声を出したり、オフザピッチでもたくさんコミュニケーションをとりたいと思いました。

この2日間、静岡まで遠かったけれど、とてもいい経験となりました。


#10 河合梛月/JFAアカデミー今治3期生