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| Ｓ級コーチ海外実地研修報告ＮＯ３ | 2005/03/20 |
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| （写真左上：数面のグランドを持つ広大なインテルのトレーニング場）（写真右上、左下、右下：トレーニング風景） ３日目からプリマ・スクアドラ（トップチーム）のトレーニングが本格的に始まった。一般の観衆等は、広大なトレーニング場の中に入る事は許されない。私の他にフランス、ギリシャ、イタリアのプロコーチが同じように研修に訪れていて、計４人でトレーニングを見守った。 イタリア、オランダ、アルゼンチン、ブラジル等、世界各国から集まった一流選手がズラリ。何とも言いようのない雰囲気を醸し出している。 残念ながら、トレーニング内容については公表出来ないが、シーズン中と言う事もあり、戦術面のトレーニングが主となっていた。既に日本に取り入られているトレーニングもあったが、初めて目にするようなものもあり、大変興味深かった。その中で、幾つかの法則に従ってトレーニングが進められているのが理解出来た。他の３人に聞くと、ヨーロッパではかなり取り入られているとの話であったが、私自身にはとても新鮮に映った。全般的にトレーニングは、心地良いくらい次々とメニューが流れて行き、リズムの大切さを改めて認識する事が出来た。 トレーニングの雰囲気は、物静かな中にも選手同士の当たりや駆け引き等、かなり熱いものがあった。時折マンチーニ監督がフリーズして細かく選手にアドバイスを送っていたが、選手が真剣にその話を聞いていたのが印象的であった。 | |