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中国遠征報告NO5
| 2004/08/13
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(写真左:第6回泰達杯青少年サッカー大会に出場したMUNE広島FCのメンバー) (写真右:第6回泰達杯青少年サッカー大会開会式)
4日目から本格的なサッカーの交流が始まった。結果については、試合結果のページをご参照頂きたい。 ここでは、中国のサッカーについて紹介したい。 今回対戦したのは、中国のプロサッカーリーグに所属する北京国安と天津泰達の下部組織のジュニアユースチーム。 一般的に、中国国内の小・中学校のサッカーチームは、全て市や省が指定する数少ない学校内に寄宿し、勉強とサッカーの両立を目指す仕組みになっている。全国各地から選抜試験を受けて受かった選手達が、学校内の一般生徒とは異なる特別な授業内容にて、将来のプロ選手を目指している。話によると、プロ選手になるまでに掛かる資金は相当なものらしい。 中国の小・中学校のサッカーは、しっかりとした個人技からのスピードとパワーに長けており、韓国同様、身体能力が高い。勝負に対する精神力の強さは見習わなければならない。 しかし、日本と同様に、早くゴールまで到達するダイレクトプレーの意識とゴール前でのシュートの精度に問題があった。 幸いにも、現在中国のプロサッカーリーグには、沢山の外国人選手が入って来ており、子供達の良き手本になっている。又、2008年の北京オリンピックに向けて、強化が着々と進められている。近い将来、中国が、日本の強力なライバルになることは、間違いないと確信した。
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