代表者・ムネさんのトークサロンです。いろんなお話を書いていってもらいます。

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S級コーチ講習会報告NO6
2004/10/08
一昨日は、プレゼンテーションの順番が私に回って来た。勿論試験の対象である。私は、”広島サッカーの活性化〜サッカー王国復活に向けての育成・強化”と言うテーマで発表した。大変興味を持って聞いて頂いた。パワーポイントやビデオも作製し、苦労しながらも勉強になった数週間であった。後は、しっかりとテーマの実現に向けて努力して行かなければならないと肝に銘じた次第である。
昨日は、ジェフユナイテッド市原のトレーニング視察に出掛けた。監督は、毎年B〜Cクラスをさ迷っていたこのチームをAクラスに押し上げた、皆さん良くご存知の名将オシム監督。90年のイタリアW杯で旧ユーゴスラビアを率いて、8強に導いたのは余りにも有名な話である。当時の中心選手であったストイコビッチ(名古屋グランパスで活躍)が最も尊敬する指導者である。
トレーニング修了後、我々S級受講者20名とのミーティングが始まった。名将を前に、皆が緊張した面持ちである。しかし、普段のマスコミの報道とは違い、実にフランクで謙虚な方であった。色々な貴重な体験話を聞いている内に、オシム監督の人柄にどんどん引き付けられて行った。
彼の持論は、近代サッカーは走ってボールを動かす事。その為には、考える早さが必要で、トレーニングの中でも、多くのインフォーメーションを選手に与えていた。場面が変わる度に、選手がより的確な判断が早く出来るかどうかを確認していた。
又、日本人は、1人でボールを扱うテクニックは高いが、グループやチームとしてボールを動かす事が苦手であると強調されていた。
いずれにせよ、このような貴重なアドバイスに素直に耳を傾け、育成年代からトレーニングを行なって行かなければ、世界には絶対追いつかないという事が、ひしひしと伝わって来た1日であった。