代表者・ムネさんのトークサロンです。いろんなお話を書いていってもらいます。

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S級コーチ講習会報告NO4
2004/09/25
今週、アテネオリンピック日本代表監督・山本昌邦氏のレクチャーを受けた。日本代表コーチも含め、世界のトップレベルのサッカーに接して来た方だけに、流石に一つ一つの話に説得力がある。
日本の課題は何か?世界に近づきつつある日本ではあるが、日本サッカー協会が掲げる世界のトップ10入りを目指す為には、まだまだ越えなければならない課題がたくさんある。
最も大きな課題は、ダイレクトプレーの重要性である。今回のアテネオリンピックでのデータの紹介があった。流れの中の得点109点の内、ボールを奪ってから15秒以内のゴールが、全体の72%(10秒以内が53%)。ボールを奪ってから3本以内のパスでのゴールが、全体の61%。シュート時のタッチ数1〜2本のゴールが全体の84%(1本が68%)を占める。この数字からも日本のサッカーが、如何に手間を掛けているかが判る。
次に、世界的に見て良い選手とは?上手い選手イクオール良い選手とはならないのが世界の常識である。日本では、ボール扱いが上手い選手が良い選手と見られる。しかし、世界ではそれだけでは通用しない。そこには強さが要求される。ポジションで見ると、日本の課題は、FWとCB。FWは、プレッシャー、コンタクトの中でフィニッシュのスキルが発揮出来なければならない。CBは、強い、高い、球際のスキル、ビルドアップが要求される。
いずれにせよ、今後は、サイズを含めたポテンシャルのある選手を育てて行くことが必要と力説された。