わがままトーク

「木の芽時」
勝てなかった!!イランは強かった
もうすぐ・・・・イラン戦 3・25
子どもの字
「わたし・・かなしくなってきた」
これからの「子どものスポーツ」
明日は、また「別れの日」
【子どもの居場所】
春・・あたらしい仲間もいっしょにサッカー
「学校教育」は子どもの教育の一部
更新できた!!
『なぜ?』と思うのはすばらしいこと
自戒の自作の詩
うまく・・いかない
やられた!!
無題
支部トレセン修了
中学校の卒業式
毎日見て読む「私の格言」
VIVA YUZI ISHIKAWA

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【子どもの居場所】
2005/03/21
よく昔はこうだったああだったと言います。今どきの子どもたち

が外で遊ばずに家の中で遊んでばかりいる。テレビ人間→マンガ

人間→ビデオ人間→ファミコン人間→なにもしない人間などと、

子どもからすると失礼な言い方もされています。

昔は、学校でも遊び、学校から家に帰るとランドセルを玄関にお

いてそのまま遊びに行ったものです。私もそんな子ども時代をす

ごした一人です。

確かに、山がそばにある自然の中で生活している田舎の子どもた

ちも、昔のように自然の中での【遊び】をしていないように思い

ます。

本来、【遊び】は、子どもたちの健全な人間育成に不可欠なもの

です。特に小学校時代の子どもは、異なった年齢の子どもたちと

遊びに熱中するのが自然な成長の姿で、その中で人との付き合い

方や我慢などを身につけて社会性を育てていくものです。

大阪市教育委員会は平成4年度から「児童いきいき放課後事業」

というものを始めました。土曜日や長期休業中の子どもたちの安

全な居場所として学校施設を開放し、スポーツや文化活動をさせ

ようとするものです。元学校教員を中心にした地域のボランティ

アの人たちが子どもたちの「よき遊び相手」になっているそうで

す。この「いきいき教室」に登録している小学生が、なんと大阪

市内の全小学生の半分以上、約66,000人だといいますから

驚きです。

学校に行かない日に「安心して遊べる場所」がない子。どこでな

にをしているのかを知っておきたい親にとっては、学校の放課後

の・・大人が管理してくれ、相手をしてくれる「いきいき教室」

はとても安全で居心地のよい『居場所』になっているといいま

す。

東京都のあるITベンチャー企業でも、同じ趣旨から事務所を開

放して子どもたちがパソコンなどで自由に遊べる取り組みを始め

たといいます。

子どもの居場所。

無論、家庭が、学校がそうでないといけないと思うのですが、地

域社会でも大人が提供しなければいけない時代なのでしょうか。

私たちのサッカークラブは、もしかして子どもたちのひとつの

『居場所』なのかもしれないなと思います。ただ、体の居場所で

はなく『心』の居場所でないと、それは子どもにとっては居場所

であるはずはないと考えます。 tak{{{