わがままトーク

「木の芽時」
勝てなかった!!イランは強かった
もうすぐ・・・・イラン戦 3・25
子どもの字
「わたし・・かなしくなってきた」
これからの「子どものスポーツ」
明日は、また「別れの日」
【子どもの居場所】
春・・あたらしい仲間もいっしょにサッカー
「学校教育」は子どもの教育の一部
更新できた!!
『なぜ?』と思うのはすばらしいこと
自戒の自作の詩
うまく・・いかない
やられた!!
無題
支部トレセン修了
中学校の卒業式
毎日見て読む「私の格言」
VIVA YUZI ISHIKAWA

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これからの「子どものスポーツ」
2005/03/23
6年前に遠くの町で子どもたちのサッカーを担当するコーチに話

したレジュメを見ました。レクチャーのテーマは「クラブワーク

と大会の求め方」ですが、その中に、これからの子どものスポー

ツについての項目を立てていました。

@「スポーツ指導」よりも「子ども指導」

 子どもの内側(実態や欲求)からみたスポーツの特性を重視

し、やらされるスポーツから「やるスポーツ」へと環境改革をす

ること。言い換えれば、教えてやる。育ててやるというコーチ

(大人)の過度の介入を避けること。

A結果よりも過程を大切にる指導

 子どもの指導には「ゆとり」が必要。将来をみた長期的なビジ

ョンがないときに「教えすぎ」や鍛えすぎが露呈する。コーチが

目先の体力や技術の向上や勝敗にこだわりすぎないことが急務。

B生涯スポーツに連動する指導

 子どものスポーツでは、心身の健全な発達を促すとともに、以

後の生活において個人の能力や好みに応じてスポーツを楽しむ態

度を学習させることが大切である。そのためにスポーツの「楽し

さ」や「喜び」を実体験させる環境が必要。

C地域活動としてのクラブ指導

 これまでの子どものスポーツは、同一学校地区の子どもを地区

の大人(学校教員や社会人)が地区の場所を使って展開してき

た。そこでの地域は時間的・空間的・距離的ないわば物理的近接

性や帰属性の意味が強く、結果的に勝利至上主義に傾斜してき

た。これからは、年齢や性差、住所、学校、そして種目をこえた

クラブづくりが求められる。

 今現在、私たちが求めるクラブの在り方とそれほど距離はない

なと思います。この4つの視点にどれほど近づいているかどうか

は客観的な評価を待たなければなりませんが、この数年間で昔の

50年ほども変化している子どもを取り巻く生活環境を考え、そ

の中で生きている子どもの現状を見ると、この4つの視点を本当

に大切にしながらクラブワークを展開していかなければいけない

と思います。

子どもは、基本的に「体を動かし、友だちと戯れ、競争を楽し

む」存在なのです。tak^^^