わがままトーク

「木の芽時」
勝てなかった!!イランは強かった
もうすぐ・・・・イラン戦 3・25
子どもの字
「わたし・・かなしくなってきた」
これからの「子どものスポーツ」
明日は、また「別れの日」
【子どもの居場所】
春・・あたらしい仲間もいっしょにサッカー
「学校教育」は子どもの教育の一部
更新できた!!
『なぜ?』と思うのはすばらしいこと
自戒の自作の詩
うまく・・いかない
やられた!!
無題
支部トレセン修了
中学校の卒業式
毎日見て読む「私の格言」
VIVA YUZI ISHIKAWA

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VIVA YUZI ISHIKAWA
2005/03/14
「すごい子がいるんです。みてください!」と所属チームのコー

チが私に話してくれた時、彼は小学校3年生でした。

しばらくして3年生の大会がありました。待って!! 今日は3

年生の大会のはず! ひときわ背の高い子がスイスイとボールを運

んでゴールを奪っていきます。この子だ!!

早く上の学年チームでプレイさせたほうがいいとアドバイスしま

した。しかし、当時はそれぞれの学年にはたくさんの子どもがい

ましたし、チーム事情もあって、彼はすぐには高学年レベルのチ

ームでプレイできませんでした。

石川祐司君 Joseph fcに3年生から所属しました。

5年生からトレセン活動に参加した彼は、めきめきとポテンシャ

ルの開発をしていきます。そして、中国地域代U-12代表として全

国少年選抜研修会(現在のナショナル・トレセン)に進みまし

た。あいにくひざを故障していましたので、私は1試合だけに出

場させました。「いいか。浮き球のプレイをとにかくしろ!」が

送り出しのコトバでした。彼はU-13(中学校1年生)日本選抜1

6名の一人に選ばれ、数回の中央合宿を経て2週間の中国遠征に

参加しました。(右の写真は彼が小学校6年生のときのもの)

たまたま私が日本選抜のコーチをさせていただいたこともあっ

て、あの検見川へ何回も彼をつれていき、時には自宅に呼んで生

活指導もしました。

もって生まれた類をみない才能を倍増する身体能力をもって彼は

以後、上のカテゴリーでも日本代表候補に何度も選出され、今、

『jリーガー』になりました。

確かに『過去例ののない逸材』だった彼。もう14年も前の彼の

プレイが私のU−12のルーラーになっているのは事実です。やわ

らかい身体・アイディア豊かなプレイ・伸びる手足・芸術ともい

えるボールをもっての身体表現・この写真のような瞬発力・・・

才能と身体能力で広い世界に出て行った彼は、少し寄り道したあ

と今再びJの舞台で極限のサッカーに挑もうとしています。

Viva Yuzi!!

しかし、彼のような天性の才能を持つ少年と『努力』と『工夫』

の少年にたとえば分けた場合、少年のときには才能が高くなくて

も今現在トップで活躍しているプロ選手がたくさんいることも私

たちは子どもたちに伝えていきたいものです。TAK:::