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無題
| 2005/03/16
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3・12に「気になる子どもの睡眠時間」について書きました
が、ある保育士からこんな話を聞きました。
@私の目の前にいる子どもたち 自分が好きなことには一生懸命
になるが、そうでないことにはまったく目を向けようとせず、し
ようともしない子が最近極端に増えた。
A私たちの目を見て話を聞いたりしたりできない子が増えた。
そうした子の共通項は、テレビゲームとビデオだと言われまし
た。毎日自宅でそれらが「子守」役になっていて、家族、特に親
との会話や肌のふれあいが極端にすくなくなっている現状を聞か
されたように思います。幼児教育の現場にいる人でありサッカー
少年の母親でもあるこの保育士のお話は「この子たちの将来が心
配なんです。」と続きました。とても現実味があって考えさせら
れました。
『テレビ脳人間』というコトバがあります。前頭葉がほとんど活
動せず、感情の豊かさが育たないことに警鐘を与えるものです。
今の時代に生きる今どきの子の多くがそうであるとしたら、将来
に生きる人間としてとても心配になります。
私たちサッカーの世界の大人は、子どもと握手することを習慣に
しています。私も子どもと握手で挨拶するときに、今も時々「顔
をみて!」と言います。
私たちサッカーのコーチが目の前の子どもたちを見て「一生懸命
にする子」だと安易に思っていてはいけないのかもしれません。
taq
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