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Jの選手をみて子どもたちを想う
| 2005/02/12
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先日の日本代表のゲームでもそうですが・・・私はプロサッカー
を現場やテレビで観ながら、子どもを重ね合わせることがありま
す。Jの選手のプレイやしぐさをみながらふと想うのです。
あの子に似ているな。
あの子 この選手にようになるんじゃないかな。
なんとなく雰囲気やプレイスタイルが似ているからでしょう。
そういえば、逆に今大人になってバリバリのプレイをしている選
手を観ながら想うことがあるのです。子どものころを知っている
選手に限られますが・・・「子どものときと同じだ!」と。
走り方・表情・ボールの受け方・蹴り方など子どものときそのま
ま(と言ったら失礼ですが)という感じがするのです。いや、ま
ったく想像もつかないほどすべての面で成長しているからこそ、
あのすばらしいゲーム・ピッチに立っているのですが、なんとな
くそう思っていまいます。子どものときを知っている者の単なる
ノスタルジアかもしれませんね。
今、私の目の前にいる子どもたち。それぞれ違った個性の持ち主
です。プレイ・スタイルもそれぞれです。
日本代表で活躍する中沢選手をみながら先日も私は、U−12の
Maくんを想い出しました。とても雰囲気が似ているのです。M
a君。君は大きくなったら中沢選手にようになるのでは?本人に
はサッカーノートに「代表選手の中に君に似ているなと思う人い
ます。さてさてだれでしょう?」などと書きました。本人は「だ
れですか?」と返事をしました。サントスにも似ている選手がU
−11にいます。「ボクはあの選手のようになりたい!」と目標
や夢をもってすばらしい選手に成長してくれるといいですね。
写真は、1993年のU−12ナショナル・トレセンに参加した
中国地域の選手(子ども)です。
この中に現在、プロとして活躍している選手がいます。大人にな
っても温和でやさしい表情をしている人です。わかりますか?
プロですから、特に肖像権の問題もあるかなと思って本人にもお
母様にも電話しました。特別問題はないとのことでしたが、名前
は出さないことにしました。
この写真の子どもたち、それぞれ今どうしているのでしょう。誰
ものことを把握しているわけではありません。「自分の道」をま
っすぐに歩んでいることを願うだけです。
知りませんでした。この写真に写っているT君。20歳で他界し
たのだそうです。心臓があまり丈夫ではないと聞いていました
が・・・・
やり切れません。とても明るくて元気な人でした。
今、小学生や中学生の子どもたち、10数年後の君たちの晴れや
かな【姿】を親やコーチや学校の先生たちはイメッジして、君た
ちに接しています。どうか自分を大切にして【自分の真っ白な
道】をまっすぐに歩いてください。taki.
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