わがままトーク

長い〜〜〜4日間
上田:笑顔がやがて闘争心に変わるとき!
NAOKI の新記録
三締まり〜最近目に付くうれしい風景
「2げていく」2月最後の日のコーチ会議
1年半の仕事が今日終わった
県U−12『最後のレクチャー』
励まされて努力する
どの『きょういく』がいい?
『減点パパ』
速さに眼が回る〜〜〜
3472メートル
「おはようウンコ」の大切さ
フットサルに興じる若者niエネルギーを感じる
子どもの歓声が聞こえなくなると街は滅びる
風邪に注意しましょうね!!
スモールサイズド・サッカーの有効性
ボールとなかよしになろう・・・・
Jの選手をみて子どもたちを想う
上田:くせってなおりませんね。

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スモールサイズド・サッカーの有効性
2005/02/15
年齢に応じたトレーニングの観点から

神経系の発達が10歳で大人(成人)の90%まで発達する小学

生の時期にこそ、動作の習得(巧みさやボールコントロール中心

のスキル・身のこなし方)を習得するトレーニング環境を子ども

たちに提供するのは私たちコーチの役割だと思っています。

より高いレベルでのサッカーをこなしていくには

@動作の習得(スキル・巧みさ)
A粘り強さ(持久力・スタミナ)
B力強さ(筋力・パワー)
Cスピード・・・・が能力とてして必要だといわれます。

粘り強さは、呼吸循環機能の発達がものすごい中学生年代から始

めるべきです。力強さは、スキャモンの成長曲線からも理解でき

るように、高校生年代から始めても問題ありません。スピード

は、神経系の発達が最高点に達しようとする小学校高学年になる

と少しずつトレーニングの中に入れてもよいかと思います。

いずれにしても、@以外の能力の養成は小学校年代ではきわめて

慎重に始めるべきだと思います。

ヨーロッパで科学的に実証されたミニ・サッカーが今世界中の子

どものサッカーを中心に広がっています。現在日本協会に技術委

員長をされている田嶋幸三さんがヨーロッパを視察されて書かれ

た「欧州ユース選手育成事情」にも、ミニ・サッカー(つまりス

モールサイズド・サッカー)の有効性と実証性が報告されていま

す。

少人数・狭いピッチでのサッカーをすることにより、ボールに触

れる回数が増え、個人技術の獲得に効果がある、1対1の能力が

向上するなどと、ヨーロッパサッカー連盟の会議でも実例や経験

が報告されています。

日本の研究結果からの数値です。

@心拍数・・・4対 4→178.5
       5対 5→180.0
       7対 7→169.0
      11対11→171.4
Aボールタッチ数
       4対4→128
       5対5→125
     6人、7人はほぼ同じ
       8対8→123
      11対11→72(極端に少ない)

ミニ・サッカーではボールタッチ数が正規のゲームの2〜3倍あ

り、個人技術獲得に効果があることが実証されています。要は、

目的に応じて広さや人数、時間などを変えていくことだといえま

す。子どもたちの発達ステージを十分に理解してトレーニングを

していきたいです。taki,