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子どもの歓声が聞こえなくなると街は滅びる
| 2005/02/19
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セルジオ越後氏がまだ若いころ、益田で初めて開催した『さわや
かサッカー教室』風景です。この写真をみても当時の益田の子ど
ものサッカー人口の多さがわかります。あくまでも比較論です
が、現在の子どもの数と比べるとおよそ倍のサッカー少年がこの
クリニックにも参加していました。現在のデータでは島根の子ど
ものサッカー人口は割合でいうと全国2位ですが、絶対数におい
ては激減といえます。
先日の新聞報道によると島根県は前年比約2500人ほど小学生
が減っているようです。この数は都会地でみればそれほどのもの
ではないにしろ、島根県においては割合からして相当の数です。
『子どもの歓声が聞こえなくなると街は滅びる』といいます。社
会減はどうしようもありません。自然減も人口から考えると仕方
のないことかもしれません。すると、これから先当地の子どもの
数が増加する可能性はほとんどないといえます。
でも、ひとり一人の子どもはこの町で生きています。近い将来こ
の町から離れて広い世界に旅立つ子どもの多いと思います。「小
集団」のプラス面を最大限に生かしながらも少し大き目の集団の
中で切磋琢磨しながら大きく強く自分らしく育つ力をつけてあげ
たいものです。taki, | |