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3472メートル
| 2005/02/21
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この数字・・・
小学生のサッカーゲームで一人が40分間で移動する距離です。
東京電気大学の研究グループが全日本少年サッカー大会の全部の
ゲームで調査した結果です。
サッカーのゲームでは、キックによるパスが最も多く使われるこ
とは明らかですが、22名の選手の中でボールに直接触れている
のはわずか一人ですので、そのほかの選手は、ほとんどの時間を
ピッチ上で歩いたり、ダッシュしたりジョックしたり、また止ま
っていたりしていることになります。
この調査の分析は、40分のゲームの中で5分ごとに移動距離の
平均値をだしています。そのグラフがあるのですが・・最初の5
分間が一番移動距離が多く、30分から35分の5分間が一番移
動距離が少ないという結果が出ています。つまり、ゲーム開始と
同時に子どもたちはものすごい勢いで走り回り・・・後半10分
すぎから疲れて動きが少なくなることが数字で証明されていま
す。ところが、最後の5分間はまた移動距離が長くなるんです。
これは中学生や成人も同じのようです。
子どものゲーム。立ち上がりから運動量がほぼ直線的に減ってい
くこと、しかし、最後の5分は子どもが力を振り絞ってまた走り
回るのです。客観的な数字で教えられる子どものゲームにおける
運動量(移動距離)を知ってゲーム指導をすると、また違ったコ
ーチィングができるかもと思います。
子どもは40分のゲームで約3500m動く。という話・・・
takiii | |