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判断を育てる2
2006/09/14
 「ドイツワールドカップ3」で記述したとおり、「バイヤーレバークーゼン」でも「判断を育てる」ことに最善の努力をしていました。

 その中で、「教えすぎない」「答えを与えない」が一番のキーワードでした。

 少年サッカーの試合で、コーチが選手に大声で「ああしろ!こうしろ!」とプレーの指示をずーっとしている姿をよく見かけます。

 そのとおりパスがつながって得点したりすると、素人目には「このチームのコーチはすばらしい」と思うかもしれません。

 でも、コート全体を見てる大人のコーチが、その都度、子どもたちのプレーの判断をしていないでしょうか?そのことで、子ども自身の判断能力をダメにしていっているのではないでしょうか?

 サッカーは、それぞれの選手が、360°どこにボールを蹴ってもいいし、360°どこに走ってもいいスポーツです。つまり、答えや方法は無限にあるし、逆に同じ場面は二度と表れないと言えます。

 ○ オーバーコーチングにならない
  → 教えすぎない、選手に考えさせる
  → 怒ったり、命令したりする指導から、考えさせる指導へ

 ○ 判断の必要な状況下でトレーニングする

 ○ 子どもの判断を否定しない

 ○ 子どもの判断に対して、問いかける

 ○ 成長過程を考える

 最後のところは、「一貫指導」につながるところです。次は、その点について考えてみよう。