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宮本亨3
| 2006/12/01
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それから1年11月の全国選手権予選には出場していたと思います。そのときのキャプテンは宮岡コーチ(セイザンコーチ&中央工教員)でした。
練習試合で、例えば「インターセプトを狙え」と指示すると、どんな場合でもそれを狙い、スコスコに裏をとられました。また、「抜かれたら絶対スライディングせよ」と指示すると、ペナルティエリアでも構わずスライディングしてPKを何度もとられました。
高校生ですから、少しは前後のことを考え、全ては指示通りにはプレーしないものですが、彼は違いました。
よく言えば「素直」で、悪く言えば「融通が利かない」
でも、私はそのプレーに対して指示通りにやっているわけですから、怒りませんでした。それよりそのことを続けさせ、あるレベルになったとき次の課題を与えるようにしました。
1年目の山口県トレセンを受ける前に言った「ゲームで声を出せ」という指示にしても、高校生になっていきなり他校の知らない選手の中で声を出すということがどれだけ難しいか?!まして、あまり上手くない選手が・・・??!
そんなことを繰り返していくと、1年後にはかなりのレベルのDFになっていました。
2年の4月末に山口県トレセンの選考会がありましたが、10番目くらいで合格したと思います。
明日は、いよいよアビスパ最終戦。決死の覚悟で勝利をものにせよ!!! | |