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少年サッカー3
| 2007/01/12
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次に中学年代の精神面は・・・
精神面では、この年代は指導が難しいと言われます。 でも、逆に言えば「教えがい」があり、第2次性徴と言われるように一番大きく変わる年代です。
身体がどんどん変化していく過程で、自己の内面を見つめることができるようになります。これを「自我の発見」と言います。自我に気づくことにより、理想と現実のギャップに悩み苦しみ、親から脱却しようと反抗したり、感情の起伏が激しくなるのもこの時期の特徴です。
力や権威で押さえつけようとするのではなく、個々に真摯に向き合い理解してあげることが大切です。自分は何を目指しているのか、何ができるのかを考え、自分の気持ちに正直になれることには真剣に取り組みます。
この年代のキーワードは、「なぜ必要か」を考えさせることです。この年代は論理的思考を好み、自分が納得できれば頑張るのです。
また、サッカーに熱中しつつも、人としてバランス良く過ごすべきと考えています。学校、家庭、地域、仲間、勉強等、サッカー選手として生活全体をバランス良くコントロールすることを覚えるのもこの時期です。 | |