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宮本亨5
| 2006/12/05
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3年になり、彼はキャプテンとしてチームを引っ張り、9月の天皇杯予選では決勝まで行き、徳山大学に敗退、11月の全国選手権予選でも決勝まで行き、多々良学園に敗退しました。
この当時、山口県トレセンの最終が山口県高校国体選抜となります。8月の中国予選(ミニ国体)では中国1位、10月の富山国体で全国5位になりました。このとき、チームの副主将をつとめていました。
この富山国体の準々決勝の長崎(国見高校:この年全国三冠)戦で、0−1で敗退したのですが、対戦相手のFW大久保(C大阪)、松橋(大分)をよく押さえていたそうです。その試合を観戦していたアビスパ福岡のスカウトに認められて入団することになりました。それまでは、大学に行ってサッカーする予定でした。
私自身、「技術的・体力的にプロで通用すると思っていません」でしたので、彼に伝えるかどうか少し迷いました。
しかし、今まで述べてきたように
「明るさ」(誰とでもコミュニケーションがとれる) 「素直さ」(いつまでも人から吸収することができる) 「精神的タフさ」(めげない、あきらめない) 「人をひきつける何か」
に期待して、アビスパのスカウトには、
「本当にいい子ですから・・・」
と送り出しました。 | |