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一貫指導1
| 2006/09/29
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「子どもは、小さな大人ではない」とよく言われます。
これは、20歳くらいを大人(完成期)とすると、それまでいろいろな機能(脳神経、生殖器、リンパ等)は直線的に一定に伸びるのではなく、様々な曲線を描いて伸びていきます。
それは、いつの年代に何を教えたら一番吸収できるのか、また、教えても吸収できないのかを示しています。指導者がこのことを理解した上で、子どもの指導をするべきです。
よくある光景で、若い指導者が自分が高校や大学で指導されたことを、そのまま子どもの練習に当てはめている姿。また、大人の高度な?(例えばオフサイドトラップなど)チーム戦術を子どものチームでも採用しているチーム。罰則で子どもに筋力トレーニングをさせたり、長いランニングをさせたり。・・・
それ以外でも、試合の中で「目先の勝利に目を奪われすぎて、子どもたちの将来の成長を阻害していませんか?」
指導者は、すべての子どもに対して「将来に向けて育てる」を意識して、練習・試合を行っていく必要があります。 | |