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ハーフタイムA
2009/09/18
昔は自分なりに、「選手一人一人に一言ずつアドバイス」をしていた時期もあります。

しかし、一番大きなテーマは、「前半のチームとしての課題を改善し、勝利に近づける。」ことにあります。

そのためには、改善し得る課題でなくてはならない。
(例えばボールを蹴るとか止めるという課題は後半すぐには改善できない)

チーム全体が意識すれば改善できる解決法でなくてはならない。
(一人一人の積み重ねがチーム全体の力(モーメント)になる)

できるだけシンプルなものでなくてはならない。
(多くのことを言わずに的を絞って選手が実行できることを伝える)

どんな空気の中でどんな表現で選手に伝えるかもとても重要な要素です。

私自身すごく意識して「ハーフタイムでの指示」について勉強しました。

まず、「こんなとき、こう言って、こうなった」というのを自分自身の中で蓄えていった。

また、全国大会を見に行ったときや大きな試合などで、前半を見て、ハーフタイムでベンチの近くにできるだけ行って、こっそり指示を聞いて、後半を見たりしていた。

それくらい本気で「ハーフタイムの指示」に自分自身では取り組んだ。


この決勝戦では、攻守にわたって上手くいかず「0−3」でハーフタイムを迎えた。

前半の終わり「0−2」になり「タイムアウト」をとって、「とにかく前半の内に1点取り1−2で後半を迎えよう」と送り出したが、逆に更に失点した。

ハーフタイムとなり、「てんぱっている」選手を、「すごく穏やかに」出迎えた。

ここで怒鳴ってもしょうがないし、時間を巻き戻すことはできない。

底力は明らかにこちらの方が上なので、まず気持ちを落ち着かせ、冷静にプレーさせることが一番と感じた。

次にあきらめずに後半の最初から最後まで全力でプレーし続けること、またその結果は問わないと伝え、「闘うモチベーション」を今一度喚起した。

この試合では結果が出たが、前半の入り方が悪かったのかと反省するし、こんなに上手くいくときばかりではない。

逆に「前半勝っているハーフタイムの指示」の方が難しいかもしれない。


また、「育成年代」では「トレーニングでの改善」が最も重要なことである。