|
高円宮杯 D
| 2009/10/09
|
---|
また、「教えないで」「ゲームばかり」させておけば良いかというとそうでもないと思っています。(しかし、南米のストリートサッカーはそれそのものです。)
やはり、コーチの一番重要な仕事は、「オーガナイズ(トレーニングメニューの設定)」と「声かけ」です。ゲームで何を抽出して、どんなテーマを持って、トレーニングでそれを改善していくか。また、そのときどんな声をかけていくか、すごく重要で難しい。選手のレベルによっても変わってくる。
「声かけ」に関しては、「U12」と「U15」で大きく分けていました。
「U12」では選手にとってコーチの言葉は絶対なので、強く言わない、怒らない、楽しくさせる。とにかく「忍耐と我慢」が必要です。
「U15」では思春期になると、いろいろな考え方があること、自分自身のこと、周りの人のことなど、いわゆる「アイデンティティの確立」をする年代なので、サッカーにおいてもやや理論を求めてくる。「なぜ、どうしてやらないといけないか」が重要で、「自分自身が納得」すれば頑張る。
そのなかで、「やるべきこと」と「やってはいけないこと」をなぜかを含めて知らせていく。それはサッカー(オン・ザ・ピッチ)だけでなく、サッカー以外のこと(オフ・ザ・ピッチ)も大切である。
セイザンFCの小学3年生くらいから(途中から入団した選手も含めて)、中学3年生になったときの「絵(ピクチャー)」を描きながら指導してきました。
今週末はいよいよ、12日準決勝西岐波中学校戦です。私自身非常に楽しみです。
| |