代表者・ムネさんのトークサロンです。いろんなお話を書いていってもらいます。

ユース年代における「プレーヤーズファースト」
ポジション別必要能力〜GK〜
ポジション別必要能力〜DF〜
ポジション別必要能力〜MF〜
ポジション別必要能力〜FW〜
背が低いサッカー選手の生きる道
新年のご挨拶
アイシング〜A疲労回復の為に〜
アイシング〜@外傷や傷害等のケガに対して〜
スタミナ向上
有酸素性能力と無酸素性能力
フィジカル
試合の後半にバテない為の工夫
1日4000Kcal
朝食の必要性
OFF THE BALLの局面の重要性
S級コーチ講習会報告NO13
S級コーチ講習会報告NO12
S級コーチ講習会報告NO11
S級コーチ講習会報告NO10

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S級コーチ講習会報告NO11
2004/11/14
S級コーチの国内講習会も終わりに近づいて来た。来週、再来週は、最終テストが待ち受けている。何とかクリヤーして、次のステップに進まなければならない。
今週の火曜日、プロフェショナルスポーツコーチング論と題して、U−16日本代表監督 布啓一郎氏からと、プロフェショナルスポーツ戦略論と題して、サンフレッチェゼネラルアドバイザー 今西和男氏からレクチャーを受けた。
布氏からは、2004 AFC U−17 CHAMPIONCHIPの報告があった。残念ながら日本は予選リーグで敗退した。日本が決してアジアのレベルで劣っているわけではないが、確実にアジアの中で勝ち切る力もないと強調されていた。
今後の日本に必要なものは、個のレベルアップ。特に、国内のゲームが常に厳しいプレッシャーの中で行われる事とUー12年代までの確実な技術の習得を叫ばれていた。
集団の中の一部の個の能力が高いだけでは、全体としては機能しない。全ての個を高める必要がある。その為には、素晴らしい個性(スピード、テクニック・・・)を持ちながら、ゲームに生かせない選手を改善して行かなければならない。このような選手は、基本が欠如している為であり、基本と言う土台がなくては、折角の個性も宝の持ち腐れとなってしまう。基本は、個性をより効果的に発揮する為のものなのである。
今西氏からは、マツダ、サンフレッチェを通してのクラブ運営におけるマネジメントの方法と理想の監督像についてのお話を伺った。20年と言う長い経験の中からの貴重なお話で、受講生は大変勉強になったようである。
翌日の水曜日には、皆さん良くご存知のレスリー・モットラム氏から監督とレフリーの係わり方について、大住良之氏から監督とメディアの係わり方についてレクチャーを受けた。監督と言う仕事は、レフリーともメディアとも切っても切れない仲である。何れにしても日本のサッカーの進化の為に、お互いの立場を尊重して協力して行く事が大切である。