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ポジション別必要能力～ＤＦ～
| 2005/01/17
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ＤＦの第１の仕事は、相手にゴールを奪われない事である。相手ＦＷをマークしたり、スペースをカバーしたりして、シュートを打たせない事が大切である。よって、ＦＷの選手と同様に、５～１０ｍ、長くても２０位の距離を走る瞬間的なスピードが必要である。更に、ジャンプ力、ショルダーチャージに負けないパワー等も必要不可欠である。
しかし、ＦＷの選手と決定的に違うのは、ＤＦの動きは、相手の動きに対するリアクションである事が多い点である。ＤＦは、自分から動き出す事よりも、相手ＦＷの動きを敏感に察知して、素早く動き出す能力（対敵動作）が必要で、トレーニングの中で、反応の速さだけでなく、状況をいち早く察知し、予測する能力を高めなければならない。
又、現代のサッカーでは、サイドＤＦに高いレベルのスタミナが要求されている。サイドＤＦが攻撃の起点になる戦術を採用するチームが増えているからである。守備だけでなく、果敢にオーバーラップを仕掛け、何回も攻撃参加しなければならない。サイドＤＦのスタミナが、試合の流れを左右する事もあるので、７０～８０ｍ位の距離を自分の最大スピードの８０％位で走って、５０％位のスピードで戻るインターバルトレーニングを十分に行なっておく必要がある。
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