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ユース年代における「プレーヤーズファースト」
| 2005/01/27
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ユース年代における「プレーヤーズファースト」とは、トレーニング、マッチ、大会設定等、あらゆる面において、選手を第一に考えなさいという事である。指導者や大会主催者や観客が満足すれば良いのではなく、選手に取って何が良いのかを考える事がベストである。 例えば、勝つ事しか考えていない指導者がいるとする。勿論、勝つ事も大切であるが、過度の勝利至上主義により、選手を型にはめて、創造性に欠ける選手ばかり作り出していては、そこに存在する選手は本当に気の毒である。将来はないに等しい。ユース年代は、まだ発展途上であると言う事を決して忘れてはならない。 そこで、ユース年代における「プレーヤーズファースト」の具体的な例を挙げてみたい。 ・選手に良い指導の恩恵を与える ・選手の将来や個性を優先した指導 ・楽しく快適にサッカーが出来る環境施設の整備 ・監督、コーチが全てを教えるトレーニングではなく、選手自身が判断し、創造性を発揮出来るトレーニング内容 ・勝利と選手の将来の2つのバランスを考えた指導 ・全ての選手が試合に出れるように配慮し、M−T−Mを実践する まだ他にも色々な例があると思うが、いずれにせよ、日本のサッカーが、世界のサッカーに少しでも追い付く為には、避けて通れないテーマである。
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