50(フィフティーズ)の落書き帖

雑記帖123(旧道・・バス・・気くばり・・・)
雑記帖122(春ポカポカ、真昼の夢・・・)
雑記帖121(広島北ロータリークラブ例会にて・・・A)
雑記帖120(広島北ロータリークラブ例会にて・・・@)
雑記帖119(サクラ色・・・)
雑記帖118(弾ける・・・)
雑記帖117(子どもたちは・・僕の時代は・・)
スクラップ帖116(中田英寿選手の引退・・・)
スクラップ帖115(ワールドカップドイツ大会日本代表・・・各紙から・・・)
スクラップ帖114(「子供のため」の矛盾ー祖母井 秀隆氏の記事から・・・)
スクラップ帖113(ワールドカップーオーストラリア戦・・・)
スクラップ帖112(雑感・・・サッカー選手である前に・・・)
スクラップ帖111(夢・・・数学者の秋山仁さんー子どもと職業より・・・)
スクラップ帖110(詩人・坂村真民先生の「あとからくる者のために」・・・)
スクラップ帖109(雑感・・・あっちこっち・・・)
スクラップ帖108(寺西レポート・・・平成4年広島県高校総体決勝ー国泰寺対沼田より)
スクラップ帖107(ワールドカップドイツ日本代表メンバー発表・・・)
スクラップ帖106(脳科学者、茂木健一郎氏ーボイス2006.2月号から・・・)
スクラップ帖105(藤原正彦氏ー2003.9.28産経新聞の随筆より・・・)
スクラップ帖104(雑感・・・新聞の社説ー教育基本法ーから)


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スクラップ帖113(ワールドカップーオーストラリア戦・・・)
2006/06/14
いよいよ4年に1度のワールドカップが開幕した。今日6月12日、日本代表のゲームが午後10時からあるので、友人に誘われて街に繰り出し、期間中スポーツバーにしてみんなで応援しようと企画した店にいった。ワイワイやるとまた元気になりそうで少し忘れかけたものを取り戻そうと出かけた。

日本対オーストラリア戦。どちらも初戦のゲームで、決勝トーナメント進出に重要な勝点3をどうしても取りたい両チームであるからとても楽しみにしていた。

結果は3-1でオーストラリアの勝利となり、日本にとっては痛恨の勝点0となってしまった。

先制して前半終了。後半オーストラリアの前線の選手の厚みが選手交代により徐々に増してくる。ロスタイムも入れて後半残り10分余りとなり、自陣ペナルティエリアに近いところからのスローインから押し込まれて同点にされた。さらに立て続けに2点奪われ1-3のスコアーで敗れてしまった。



いろいろと新聞やテレビ番組で試合の解説がされているが、日本代表はジーコに託しているのだから、どうあれこのワールドカップが行われているピッチのゲームをわれわれは愉しめばいいのである。つべこべ言わずにわれわれはスタンドで座って観ているのである。いやベンチでジーコの傍に座って(立って)いるのである。選手もいま戦っているワールドカップを愉しんで欲しいと願うばかりだ。

結果から何とでも批評はできる。それはそれでまたわれわれの楽しみの一つではあるが。


『好セーブを連発していたGK川口が、たったひとつのプレーですべてを台無しにしてしまった。・・・結果論で言えばやはり判断ミス。この失点をきっかけに日本の守備の崩壊が始まった。・・・(日本経済新聞13日付)』

元代表GKで解説者の小島氏は13日のテレビで、同じGKという立場から川口の活躍を絶賛していた。「DF陣の消耗を見て取って、あの場面で飛び出していった」と分析した。

GK川口本人も、『僕は行けると思った。判断は間違ってなかったと思う。ただだれかにブロックされる形になって・・・(日本経済新聞13日付)』

GK川口の高さへの「不安」は、確かにあったと思う。チームの中でそれがどのように把握されていたのか、そしてゲームに影響を与えていたものかは知りえないが、起用をしたのはジーコ監督である。『4年間をかけて追求してきたのは「個」の輝きを増すことだった。・・・(中国新聞13日付)』がジーコの考え方であり、『ジーコの哲学(中国新聞13日付)』なのである。



監督として、まずスタート11人のメンバーを決める。これはゲーム前の決断である。このことだけでも計り知れない戦略がある。そしてゲームが刻々と動いていくなかでの采配。
これも13日の朝のテレビ番組で、スポーツ評論家の二宮清純氏が『・・・ジーコ監督は11人での戦い方を考えていたが、オーストラリアのヒディンク監督は14人という枠でどう戦うかを巡らせていた。ジーコはクラシックであり、ヒディンクはモダンなサッカーである。・・・』

ゲームが刻々と動いていくなかでの采配で、選手交代は大きなポイントとなる。選手交代によってこの一戦がどうだったかは結果からわれわれが判断すればいい。


我がサンフレッチェ広島のGK下田をあの場面にダブらせて観ていた自分がいたことも確かだ。

とにかく次のクロアチア戦での「サムライブルー」の心意気を見たいだけである。 頑張れ日本代表!