50(フィフティーズ)の落書き帖

雑記帖123(旧道・・バス・・気くばり・・・)
雑記帖122(春ポカポカ、真昼の夢・・・)
雑記帖121(広島北ロータリークラブ例会にて・・・A)
雑記帖120(広島北ロータリークラブ例会にて・・・@)
雑記帖119(サクラ色・・・)
雑記帖118(弾ける・・・)
雑記帖117(子どもたちは・・僕の時代は・・)
スクラップ帖116(中田英寿選手の引退・・・)
スクラップ帖115(ワールドカップドイツ大会日本代表・・・各紙から・・・)
スクラップ帖114(「子供のため」の矛盾ー祖母井 秀隆氏の記事から・・・)
スクラップ帖113(ワールドカップーオーストラリア戦・・・)
スクラップ帖112(雑感・・・サッカー選手である前に・・・)
スクラップ帖111(夢・・・数学者の秋山仁さんー子どもと職業より・・・)
スクラップ帖110(詩人・坂村真民先生の「あとからくる者のために」・・・)
スクラップ帖109(雑感・・・あっちこっち・・・)
スクラップ帖108(寺西レポート・・・平成4年広島県高校総体決勝ー国泰寺対沼田より)
スクラップ帖107(ワールドカップドイツ日本代表メンバー発表・・・)
スクラップ帖106(脳科学者、茂木健一郎氏ーボイス2006.2月号から・・・)
スクラップ帖105(藤原正彦氏ー2003.9.28産経新聞の随筆より・・・)
スクラップ帖104(雑感・・・新聞の社説ー教育基本法ーから)


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雑記帖118(弾ける・・・)
2007/01/29
またまた前回から時間が経ってしまいました。
昨年の9月から生活パターンが大きく変わって(サッカーなんでも仕事というありがたい境遇に!)なかなか落書き帖にむかえない。
忙しいという思い込みを自らに無意識に追い込んでいるといった、悪いパターンにハマッていると意識しました。

先日、久しぶりにある監督さんと一杯となりました。いや愉しくて三杯ぐらいまでいってしまいましたが、監督さん得意の翌朝、それも早朝の電話。
「きのう、あれからどこへ行ったかのう。久しぶりに記憶にない」
「あれから、Kを出てHにいって、ちゃんとタクシーでお帰りになられました。Hではほとんど寝られていました」
「なにか迷惑を掛けんかったかぁ」 
「大丈夫です」
「ありがとう。愉しかったわ」

大体このパターンでこっちは起こされることになります。
随分と長いトンネルからやっと抜け出せたと、今日あった試合の結果の重さに喜びが弾けていました。こういうときはこっちもほんとうにうれしい。
こっちはこっちでそういう(弾ける)感覚をしばらく忘れていたので、スーと酒が入っていきました。

一回勝つことは何かの拍子にできると思います。勝ち負けに一喜一憂。これは試合会場で見かける保護者の弾ける姿です。
監督は冷静にならなければいけません。と「監督論」には必ず書いてあります。そのとおりです。わかっているのです。
スポーツだからそこに勝ち負けがあり、勝つことに一生懸命になる。これはスポーツの本質です。
監督も勝ちにこだわり一生懸命になっています。表面では冷静に見えても内心はとても熱くなっています。
負けたくない。負けてはいけない。と自分の中でつぶやいていることに、不思議と緊張レベルのなかで気付くことがあります。
勝ち続けることがいかに大変でむずかしいことなのか。

こうしてまた、勝った、負けたと一杯やりながら語れるのもありがたいことと今の僕には思えてなりません。
勝って弾ける監督さんと、愉しい時間を一緒に共有できる。サッカーのおかげです。
じつはこの監督さんの教え子さんたちも幾人か集まっていて、なんとこの「50の落書き帖」を楽しみにしているといってくれました。
これもまた、サッカーのおかげです。ありがとう。