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スクラップ帖92(雑感・・・矢部廣重氏から・・・A)
| 2006/04/03
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クオリティーマネジメント社長の矢部廣重氏(致知2006.3-社長の慧眼より)を引用させてもらいながら・・・つづき・・・
「先手管理―心技体の “心”」とサブタイトルにある。
『ビジネスマンにはプロとアマがいます。プロのビジネスマンとはどういう人をいうのでしようか。それはズバリ、「仕事の達人」のことです。
仕事の達人を目指すには、他の人と異なる修行法が必要となります。その一つに、ビジネスにおける「心技体」を高める修行があります。
この修行では、まず心技体そのものを意識することが出発点となります。それをもとに心技体を高めるための自分流の仕組みをつくり上げ、毎日意識し、実践して生活をするのです。・・・』
スポーツの世界でよく引き合いに出される「心技体」を、ビジネスの観点から自分の中で確立するために自分の言葉で翻訳せよとある。指導者として、指導現場ではよくこの三つのバランスが大切だとよく云う。心―メンタルとか精神面として表現しているが、ここでは『・・・仕事の達人への第一歩は、ビジネスの心技体の「心」、すなわち仕事理念を明確にすることです。・・・』
心技体をここでは例えば次のように表現している。
心―仕事に取り組む姿勢 技―仕事のサイクルの技量 体―幹部としての風格
これを自分の言葉で翻訳してみていただきたい。
心―
技―
体―
心―仕事に取り組む姿勢―仕事理念の明確化のために、『・・・心を表現する自分独自の言葉「仕事に取り組む姿勢」についてのキーワードを50ほど書き出します。・・・』とある。『10にも達しないうちに行き詰ってしまうかもしれません。それでもさらに考え続けていくと、次第に核心をついた言葉が出てくるはずです。その中から、これはと思うものを4つ選び出します。・・・』
この4つ、例えばここでは、
@ 楽しくする(どうせ毎日働くのだから) A おもしろくする(創意工夫をどんどんして) B 知恵を出す(「考える」から「考え抜く」世界へ) C ひと味違う(他の人と異なる仕組み)
とありさらに『・・・これを日々の仕事に落とし込むためには、自分が「元祖」だという意識で、4つのキーワードに極意を命名し・・・』とあり、具体化への二次展開と発展させていき、『・・・修行を実践していけば、仕事に取り組む姿勢とは、「自分流の仕事理念」であり、「生き方理念」であることが見えてくるはずです。・・・』
つまりここでも『・・・日常不断の心がけと努力が、仕事達人への扉を開きます。「継続は力なり」といいますが、習慣化するまでが勝負です。・・・』とあり、毎日小さな工夫をコツコツ積み重ねていく、ちいさな「仕事」の大切さを述べておられる。『・・・小さな努力の積み重ねが、時間軸の中で大きな成果につながっていきます。・・・』
最後に『・・・曜日別にテーマを設定すること・・・』とある。この4月からの新年度に月曜日から金曜日まで(土曜日と日曜日はビジネス以外でテーマ設定ということで・・・)の曜日別テーマを作られてはどうだろうか。日々の仕事に落とし込むために、小さな努力の積み重ねを習慣化させていきたい。
ちなみに私は、
月―休息する(ボーとする時間(いつも・・)を大切にすることにより、構想と突然のアイデアを・・・) 火―評価する(仕事に没頭できる準備・気持ちとその成果を・・・) 水―見聞する(アンテナを鋭敏にしてよりいい発想とアイデアを・・・) 木―面白くする(発想・アイデアを具体化していく中で、集中力のある生活を・・・) 金―より面白くする(没頭できる仕事への準備を・・・) 土―愉しくする(仕事に没頭できる気持ちを・・・) 日―さらに愉しくする(没頭できたかどうか、さらにひと味ちがうものを・・・)
ということでメリハリのある一週間をめざしたいと思っている。
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