50(フィフティーズ)の落書き帖

スクラップ帖103(馬場啓一さんの「男の礼儀作法」から・・・)
スクラップ帖102(寺西レポート・・・思いつくままに)
スクラップ帖101(モルテン代表取締役社長の民秋 史也氏、【教育改革への提言9章】)と雑感・・・)
スクラップ帖100(スクープ!-エスパニョール・ユースU-17(スペイン))
スクラップ帖99(雑感と河合隼雄氏の〔個の時代に合った規範を〕から・・・A)
スクラップ帖98(雑感と河合隼雄氏の〔個の時代に合った規範を〕から・・・@)
スクラップ帖97(山田洋次監督―2005年8月11日付け中国新聞「戦後60年を語る」から・・・)
スクラップ帖96(寺西レポート・・・講演会記録ー平成6年4月30日より・・・後編)
スクラップ帖95(寺西レポート・・・講演会記録ー平成6年4月30日より・・・前編)
スクラップ帖94(田勢 康弘氏の【戦後60年 (下)】(2005.8.16ー日本経済新聞より)
スクラップ帖93(寺西レポート・・・X理論・Y理論)
スクラップ帖92(雑感・・・矢部廣重氏から・・・A)
スクラップ帖91(雑感・・・矢部廣重氏から・・・@)
スクラップ帖90(雑感・・・いかにやらせるか・・・)
スクラップ帖89(寺西レポート・・・オランダ協会のジュニア育成・・・B)
スクラップ帖88(寺西レポート・・・オランダ協会のジュニア育成・・・A)
スクラップ帖87(寺西レポート・・・オランダ協会のジュニア育成・・・@)
スクラップ帖86(師匠 寺西 忠成のこと・・・E)
スクラップ帖85(師匠 寺西 忠成のこと・・・D)
スクラップ帖84(師匠 寺西 忠成のこと・・・C)

←次前→
スクラップ帖93(寺西レポート・・・X理論・Y理論)
2006/04/06
寺西 忠成氏は膨大なレポートを私に残して逝ってしまわれた。

平成4年7月23日付のものから・・・




『         X . Y. 理論

デ.マクレガーと云う先生は云っています。

X理論  「人間は本来仕事は嫌いで命令されなければ働かず、責任をとることに逃避的なものである。」 と 

Y理論  「人間はもともと働くことに喜びを持ち、困難な目標に対しても積極的に取り組むものである。」 と


さて君達はどちらなのでせう。X理論人間ですか。Y理論人間ですか。自主性のあるY理論の人間が管理されるとき、ゲームは本当に強いのです。


東洋では孟子と云う先生が、性善説、性悪説を唱えています。




          楽しむこと

楽しむとは愉快で気持がよいことです。

スポーツをして楽しむということがあるのでせうか。

アメリカのジュニアー選手のコーチングマニュアルには


「勝利即ち勝つための努力は、競技を楽しむための本質的なものなのです。

勝つために努力せずにスポーツをするのは、不正直なスポーツマンです。」と書いてあります。』

                                                   文責 寺西




「自主性のあるY理論の人間が管理されるとき、ゲームは本当に強いのです。」というところを考えてみなければいけないだろう。

「努力」もまた、「毎日小さな工夫をコツコツ積み重ねていく、ちいさな仕事の大切さ」ということであり、「小さな努力の積み重ねを習慣化させていく」ことであろう。

つまり、「いかにやらせるか」・・かということに戻ってくるのである。