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「みる」ことの大切さ
| 2005/03/09
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「見る」ことは、ふだんの生活でもとても大切なことです。自分
の行動を選択して実行するための判断をするためにです。サッカ
ーにおいても「見る」ことの重要性は子どもたちでも理解してい
ます。
ところが、先日のU−11交流大会のゲームでも、この「見る」
ことができないという評価をしました。それはコーチにそのまま
返って来る指導課題でもあります。
@何を見るか
ボール・見方の選手・自分の位置・ゴール・スペース
Aいつ見るか
ボールをもっていないとき・ボールを受ける直前・プレイ(ド
リブルが中心)しながら
ゴールを奪い合うサッカーですから、極端な方針がない限り、パ
スを駆使して相手ゴール近くまでボールを動かし、シュートする
ことが大切ですが、「見えない」ために、フリーの見方選手にパ
スできなかったり、相手がいる方やねらっている方向にパスやボ
ールコントロールしたり、スペースがあるのにいけなかったりし
てしまいます。
Kook Up からLook around までしっかりトレーニングしているは
ずでしたが、全体の動きのはやいゲームではそれができませんで
した。一言ですませると習慣化していないわけですが・・・子ど
もたちを見ながら感じたのは、ボールを受けるときや運ぶときに
姿勢にも問題がありそうです。
ボールを受ける前に「みる」・ボールをコントロールするときは
ボールを「みる」・ボールをコントロールした瞬間に「みる」
このプレイの流れを アゴをあげること、首をふることと表現し
てジュニアのレベルでもっともっと強調していかなければと思っ
ているところです。tak | |