わがままトーク

『クラブ送別交流会』
入会説明会の日・・
「宿泊遠征」の成果のひとつを子どもの作文に見る
クツをそろえる
『肥料』
ある広報誌に刺激を受ける
気になる子どもの【睡眠時間】
三寒四温
2人での『共同作業』は楽しいね!!
なぜ?
観えた課題をトレーニングのテーマにする
「みる」ことの大切さ
U−12の向こう側にU−13
もうすぐ『入会説明会』
3月8日〜子どもの話題「4つ」
ヤン・ハンセン氏の言葉に学ぶ
上田:リフレッシュ法
15歳で「社会人」になる人もいる・・・・・・・
脱いだら・・・たたむ「くせ」
大きなドーム球場で子どもたちは踊った!!

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「宿泊遠征」の成果のひとつを子どもの作文に見る
2005/03/13
「ぼくは、初めての遠征でとてもたのしみにしていました。出雲

ドームはサクラドームとちがってすごく大きかったです。クラブ

の人とは練習では少ししか話さなかったけど、試合のあともいろ

いろ話せました。試合のときは積極的にいけて、入らなかったけ

どシュートも打てました。クラブの人と前よりも仲良くなれたの

でよかったです。」

これは、遠征に初めて参加した4年生の作文の一部です。通常の

トレーニングの中でも「仲間づくり」を場作りにおいてしている

つもりですが、遠くへ行く・仲間と長い時間を共有する・いっし

ょに泊まるなどの生活体験の中で、この子も『人』を知り、理解

し、共同生活の楽しさを体感したのでしょう。これこそ、サッカ

ーというスポーツを媒介にした子どもたちの生活体験だと思いま

した。

入会説明会である保護者の方が話されたことを思い出します。

「いろいろな人に接してほしい。いろいろな学校の人と友だちに

なってほしい。」

『子どもたちのひとり化』が教育の世界で問題にんされる時代で

す。たくさんの小学校に通っている子どもたちで構成する私たち

のクラブにおいて通常のトレーニングでの人間関係づくりのため

の場作りをこれからもっと強調することと共に、保護者のみなさ

まの理解と協力を得た上での『遠征』活動をもう少し考えてみた

いと思います。

この作文を書いた子は、とてもよい時間と体験をもったのでしょ

う。この体験は本人の人間関係づくりにおいて必ずプラスに働く

ことでしょう。

tak@@