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気になる子どもの【睡眠時間】
| 2005/03/12
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子どもの生活は急激に『夜型化』しているようです。ショッピン
グセンターやレジャーセンターなど深夜にいける場所が増え、親
の生活が深夜化する中、子どもたちの生活もどんどん夜型に変わ
っていっているようです。
中学校の先生から中学生の生活実態をお聞きする機会がありまし
た。漫画文字や忘れ物、提出物おくれ、家庭での学習時間の減
少・・・などいろいろな問題点が出され、小学生の段階からもう
一度子どもたちの基本的な生活を変えなおす必要性を話されまし
た。
小学校の子どもたちの朝の排便や朝食の問題も、生活の仕方に大
きな影響を受けているようです。
全国調査によっても、子どもたちの睡眠時間が年々減少していっ
ているようです。子どもたちにとって睡眠は「脳を休ませる」
「成長ホルモンを盛んに分泌させる」「免疫力を高める」など、
子どもの成長のためにととても必要な営みです。
また、睡眠にはリズムがありますが、このリズムがくずれると大
人は昼間に眠気を感じますが、子どもは眠気に結びつかずに集中
力や注意力、落ち着きなさにつながっていきます。
快眠は、体を使って遊ぶ、工夫して遊ぶ、友達を遊ぶなどの子ど
も本来の汗かき遊びから生まれます。昔から子どもはよく遊び・
よく寝ると言ってきましたよね。
3歳児の30パーセントがビデオ操作ができるというアンケート
結果もあります。当然ながら3歳の小さな子の就寝時刻もとても
遅くなっています。
最近の子どもに人気のあるテレビ番組についての知識はありませ
んが、ドラマやお笑い番組が人気のようです。ところが、そうし
た番組が午後9時、10時にスタートするようです。すると、床
につく時刻は当然遅くなっていまいます。昔は子ども番組は夕方
5時、6時台にあり、人気番組もあの「8時だよ全員集合」のよ
うに8時台でした。9時になったら子どもの時間は終わりお休み
の時代でした。
ほかにも「眠れない症候群」の原因はいろいといわれています
が、なんとかこの子どもの睡眠時間の少なさを解消しない
と・・・健康や運動や学習への悪影響が心配です。
いくら生活環境が変わり、夜型生活になっても、子どもたちの日
常仕事である学校の開始時刻は昔から変わっていません。
子どもたち! もっとはやく寝なさい!!自分の健康のために
ね! tak::: | |