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『肥料』
| 2005/03/12
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相田みつを氏の作品です。
あのときの苦しみも あのときの悲しみも みんな肥料になったんだなあ じぶんが自分になるために
この詩で私がとても惹かれるのは・・
最後の行です。
じぶんが大人になるためではなく立派になるためでもなく・・・
『自分』になるためとあります。
自分らしく生きることはだれも求めだれにとっても大切な『自分
らしさ』のはずですが、どうでしょう。なかなか『自分』らしく
生きることができない世の中です。
「じぶん」が自分になるための失敗や苦労。
たくさんの体験のなかでの悲しみや苦しみ、その裏返しや結果と
しての喜びや楽しさなどすべてはじぶんが『自分』らしく生き、
自分として大きくなるための肥やしなんだといわれているように
読みます。
得に、実体験の積み重ねをしながら大人に近づく歩みをしている
子どもたちにとっては、大人から与えられる『肥料』も必要かと
思います。tak:: | |