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観えた課題をトレーニングのテーマにする
| 2005/03/10
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子どもたちのサッカーは基本的に『遊び』だと思っています。遊
びだから楽しくていつまでも続けていたいし、動き回って汗をか
いてもいやではないし・・・声だって自然に大きくなります。
トレーニングの成果の発表と課題把握ができた遠征ゲームトレー
ニング。そこで観えたひとつの課題が・・・『コミュニケーショ
ン』でした。
気温が夕方でも15度もあった3月10日のトレーニングでは
『しっぽとり鬼ごっこ』はもう必要ありません。コーディネーシ
ョン・トレーニングからスタートしました。そして、リアクショ
ン・トレーニング。コーチが手に持ったボールを離す瞬間に反応
するものですが、キャッチからヘッディングまでとても子どもた
ちは楽しみました。
『見る』ことを課題にしたゲームトレーニングは、【どこにいく
かわからないゴール】ゲーム。ゴールが固定していなくコーチや
子どもたちがコーンバーをもって移動します。子どもたちは自然
に【みる】【よぶ】【動く】ことを求められます。このトレーニ
ングが今日のメインテーマである『声をだす』ことに発展。最後
のコマ 5対5のSSGでは、子どもたちの声が本当にたくさん
ドーム内に響きました。
「もっと見ろ!」といっても効果はあまり期待できません。コー
チィングの工夫で自然にテーマに子どもたちを引きずり込むこと
の大切さを実感しました。 tak::: | |